足まわり |
走りだけではなく“乗り心地”も重視するサスペンションは、しなやかにストロークするセットアップを目指しています。 ■SRスペシャル・ダンパー/カヤバ ■ダウンスプリング/タナベ ■Fホイール:エイトスポーク(メーカー不明) 6−14 ■Rホイール:エイトスポーク(メーカー不明) 6−14 ■Fタイヤ:ヨコハマ「DNA−GP」 165/55−14 ■Rタイヤ:ネクセン 「N2000」 175/60−14 そこそこに剛性の上がったボディがあれば、ノーマルサスペンションでも十分に楽しく乗れるようになります。ノーマル品よりも少しだけダンパーの効きが良い「カヤバ製SRスペシャル・ダンパー」は、乗り心地を損なわずに効果的に減衰調整してくれますから、街乗りからワインデングまでそれなりに楽しむことができます。 ダンパー交換の際にはゴム部品であるアッパーマウントも新品に交換してありますし、フロントスタビライザーもヘタリの無いものに交換しブッシュ類も新品になっていますので、足まわりのリフレッシュもまずまずだと思っています。 走行距離が30000〜40000kmあたりがサスペンション/ダンパーのメンテナンス(オーバーホールまたは交換)時期だと考えていますから、こうしたパーツ交換はチューニングというよりもメンテナンスとしての意味が強いですね。 「カヤバ製SRスペシャル・ダンパー」は性能的には純正+αなので私としてはそれなりにしか満足していませんが、基本性能を維持する(≒劣化品を新品等に交換する)ことは走りを活かし続けることにつながりますから、スポーツカーのメンテナンスとしては必要不可欠なことだと思います。 それでも走りを楽しむためのスポーツカーとして乗ろうと考えているならば、もう少し減衰力の高いスポーツタイプのサスペンションに変更することをおすすめしたいと思います。 エイトスポークのワタナベタイプのホイールはメーカー不明で、これは以前にHE゙AT SPRINTに使用していたものでサイズとしてはちょっと太すぎる感がありますね。 このホイールはオークションで手に入れた中古品で、元は赤色だったのですがそれを自分で黒色に塗装したもので塗装の出来栄えはともかく気に入っています。塗装に使用しているのは「ウレタンスプレイ」で、2液混合型の本格塗料なので強い密着性があり強靭な塗装膜を作っていて良いですよ。 こちらのホイールは4本とも6J−14で前後同じサイズになりますが、タイヤのサイズを前後で変えることでミッドシップのスポーツカーの悪癖(前後で同じ径のタイヤを履くとオーバーステア傾向が強くなります)を抑えています。 タイヤ・ホイールに関してはHE゙AT SPRINTでも使えるようにセットアップしてありますが、気が向いたときには交換することができて(同じクルマですから・・・)一味違ったスタイルと乗り味を楽しむことができます。 とはいうものの、前後タイヤとも比較的コンフォートなタイプを履いていますから、このタイヤでは峠やサーキットをガンガン走るには向いていないかなと思います。しかしながら、この手のタイヤはブロック剛性が足りないのがもっとも使いにくく感じられる部分だと思いますので、トレッドが5分山以下になったころには借りてみたいと思っています。 ブレーキまわりにはチューニング&カスタマイズの必要性を感じていませんでしたので手を入れてなかったのですが、「ブレーキローターDD」を販売するに当たってテスト用としてドリル加工済みのブレーキローターを使用しています。 ブレーキパッドは今までどおりの純正同等品を使っていますが、やはり効きは以前よりも良くなっていますから嬉しいのですが、ドリル加工やスリット加工してあるローターでは取り付けた当初はシェービング音が気になりますから、こういう点では走りを重視していない場合にはプレーンタイプの方が良いかもしれませんね。 このクルマでは、購入したばかりのころにフェンダー内部のメンテナンスもちゃんと施してありますから、より良い状態を維持しやすいことと思います。後々のことも考えて、面倒がらずにやっていきたいですね♪[2008.12.25] |
フロントの タイヤ・ホイール |
カヤバ製 「SRスペシャル・ダンパー」 |
前後のフェンダー内側も メンテナンス済みです |
リヤの タイヤ・ホイール |
ボディとホイールのバランスも カッコいい!? |
※足まわりをさらに活かすのは、ボディ剛性のアップなんですよ。 |
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