ぜひともお伝えしたいと思う“NEWS”を掲載しているページです。
チューニング&カスタマイズに関する情報や新製品のお知らせだけではなく、皆さんの役に立つ事柄を取り上げていきたいと思っています。
また、うちの2台のビートHE゙AT SPRINTHE゙AT SPORTの進化や試みなどもお伝えしますよ♪
index  ■「HE゙AT HOPPER」の2024スタイル?! [2024.10.20]
 ■チューニング&カスタマイズ/コントローラブルな高剛性ボディ!! [2024.03.12]
 ■趣味は遊びではなく真剣に向き合うもの?! [2024.01.22]
 ■スポーツカーらしさ・・・って何でしょうね?! [2023.12.24]
 ■小型・軽量・非力なスポーツカー&スポーツバイクが面白い!! [2023.11.23]
 HE゙AT CYCLON の出番です!? [2023.07.01]
 ■退屈な移動を“楽しい時間”に変える!? [2023.02.25] 

 ■ボディの剛性アップから得られるもの!? [2020.11.23]
 
■「HE゙AT HOPPER」の2024スタイル?!
スタイルを一新したHE゙AT HOPPER
         さらにワガママに独走しております。

大きな変化は“ゼッケンプレートを廃した”ことによるもので、マフラーやフロントフェンダーがオフロード車っぽいと思いますから“普通のトレールバイク?!”に近づいたと感じています。

とはいうものの前後タイヤが同じ18インチなので違和感はあるかと思いますが、かつてトレールバイクが登場したころを思い出すと、こういうスタイルこそが“本来のスクランブラー”ではないかと思うところです。

私としては、こんな曖昧な雰囲気?!がとても気に入っていて、なんとなく“旧車テイスト”も感じられて好ましく思っていますし、とても好きなスタイルの1つです。

今年のカスタマイズの方向としては、グレードアップまたは手直し的な要素が強くなったと考えていますが、熟成が進んだともいえるのではないかと思います。
より好ましい方向へシフトしたと感じていますが、私なりにいろいろと考えに考えて、その結果として現状があることをアピールしたいですね。


毎度のことながら書き足らないこともありますので、もう少し詳しいことが知りたいときにはブログをご覧いただきたいと思います。

[ハンドルバー]
ハンドルバーは以前と同じ「ハリケーン/トラッカースペシャル」ですが、“メッキタイプ”に変えました。
雰囲気を変えてスチール&メッキ仕様にしたわけですが、これはレバー類の取付け位置を考慮したためでもあり、オリジナルのハンドル幅(785mm)のまま取り付けています。

[Z2ミラー]
シンプルでカッコいいバックミラーが欲しいとずっと思っていたのですが、ふと「Z2ミラー」があったことを思い出して取り付けてみました。
サイズがやや大きめであり、ステー径が12mmと太くてゴツイ感じがして、大型バイクにしか似合わないと思い込んでいたのですが、意外にも悪くないと思えています。
何よりもありがたいのは鏡部分にカバーが取り付けられていて、ミラーに触れた程度では鏡の位置がずれないことがありがたいですし、視認性も良好です。

[メーターパネル]
ゼッケンプレートを取り外してしまうとメーターが丸見えになりますから、より自然に見えるように新たにメーターパネルを作って取り付けています。
メーターパネルの両脇にウインカーを取付けられるようにしてあり、いつものようにステンレス材で作っていますが今回は“艶消し黒色で塗装”して仕上げてあります。

[ブレーキローター]
何度もリニューアルしていますが、たまたま『スズキ DR-Z400SM』の純正同等タイプの「Φ310ブレーキローター」を見つけたので、それをベースにしたものを取り付けています。
今まで使ってきた社外品ブレーキローターと比べると華奢に感じる部分もありますが、純正らしい雰囲気もあり、とても気に入っています。

[エキゾーストパイプ]
エキゾーストパイプからの排気熱がとても酷いので、遮熱バンテージを巻くことにしました。
当初は見栄えを優先した“黒色のリーズナブルな遮熱バンテージ”を巻いてみたのですが、色はどんどん剥げ落ちていくし、肝心の断熱効果はほとんど感じられませんでガッカリしました。
やはり断熱性能を優先して、メーカー品を使った方が良かったと後悔しています。

[ドリブンスプロケット]
昨年に取り付けたものですが、お気に入りなので紹介します。
市販のスプロケットでは46Tが最大だったのですが、もっと大きなスプロケットが使いたかったので作ることにしました。

ベースになったのは42Tの“純正スプロケット”で、その歯車の部分を切り取り、代わりに52Tのスプロケットを接合する形で製作しました。
これにより最終減速比は4.00以上を達成することができています。
使用した52Tのスプロケットは『ヤマハ WR250』などに取り付けられる「サンスター ステンズ」という製品で、ステンレス材で作られた特殊なタイプのドリブンスプロケットです。


まだまだ改善?!・・・していきたいところがありますから、マイペースでチューニングやカスタマイズをしていくことになりますが、自分の納得の行くまでやっていこうと思っています。


それから、またヘルメットを変えました。

お洒落感を装った“BELL仕様”の「リード工業 RUDE」はスタイル的には気に入っていたのですが、ずっとフィット感に不満があり市販の調整スポンジで改善していたのですが・・・
「アライ ラパイドネオ」や「ショウエイ グラムスター」といった“ネオクラシックなスタイル”のヘルメットに憧れを感じていたこともあり、この「HJC V10ヘルメット」を見つけたことにより新調してしまいました。

【アライ】や【ショウエイ】のヘルメットは高価で手が出ませんので、リーズナブルかつ良いフィット感が得られる【HJC】を好ましく思っていて、今では私のお気に入りのヘルメットメーカーです。
この「HJC V10ヘルメット」のスタイルも気に入っていますが、やはりフィット感は良好であり、またDリングのあご紐も好ましく思えています。

毎度のことながら、こちらも“BELL仕様”で仕上げています。
【BELL】というメーカーが好きなこともありますが、何よりも【HJC】のステッカーが売っていないことが最大の理由なんですけどね。苦笑


相変わらずワガママと自己満足とで、“オートバイとの楽しい日々”を過ごしています♪[2023.10.20]
■チューニング&カスタマイズ/コントローラブルな高剛性ボディ!!
ボディを補強して剛性をアップしたからといって速く走れるようになるかどうか?!…はドライバー次第になりますが、
今までよりもサスペンションがちゃんと動くようになりますから、しなやかに走れるようになり、乗り心地も良くなるでしょうし、何よりもクルマのコントロールが楽しくなることと思っています。

そういったことを考慮するならば、
走りを楽しみたい方はもちろんのこと、街乗りメインの方やツーリングを楽しむ方にも、ぜひともおすすめしたいチューニング&カスタマイズの1つです。

市販車においては“誰が乗っても安全に楽しめること”を前提にしたボディ設計・製作をされていますが、残念ながらスポーツドライビングを楽しめるほどのボディを与えてくれているわけではありません。
なのでスポーティさは演出できていたとしても、純粋にスポーツドライビングを楽しむことはやや難しくなるかも知れません。

たいていの場合は、スポーツドライビングを楽しもうとするならばボディ剛性が足りません。
ましてやハイグリップのタイヤを履いたり、サスペンションを強化したならば、ノーマルのボディでは簡単に音を上げてしまうことも考えられます。
結果的にクルマを壊さないために、より安全に走りを楽しむためには“乗り方・走り方に合わせたボディ”を作っておくことをおすすめしたいと思います。


ボディの剛性アップにおいて注意が必要なことは、使用する製品の方向性や剛性のバランスではないかと考えていますが、走りを存分に楽しむためには製品自体が高い剛性を持っていた方が良いと思いますし、前後の剛性バランス次第ではステアリング特性を大きく変えてしまいますから、十分に考慮したうえで使っていただきたいと思います。
剛性アップパーツをファッション感覚で取り入れる方にとっては見栄えを重視されることでしょうが、それでも副産物?!として剛性アップしてしまうわけですから、よく注意していただきたいですね。

剛性アップパーツといえば“ストラットタワーバー”が筆頭に上げられますが、前後セクションの剛性アップはサスペンションやタイヤに大きな影響を与えますので、その効果を楽しむには良いパーツだと思います。
補強パーツと呼ばれるくらいですから部分的に強度を補うことを目的としているわけですが、取付ける箇所によっては非常に効果的なチューニングになります。

剛性アップパーツの取り付けは、場合によっては“クルマの運動性能を大きく変えてしまう”ことにもなります。
だからこそ、剛性アップパーツを取り付けた後には変化したクルマの挙動や特性を十分につかむようにし、慣れるまでは無理なドライビングをしないことが大切だと思います。

剛性アップしたボディに慣らし運転は必要ありませんが、ドライバーには慣らし運転が必要であることを理解していただきたいと思います。


それから、コクピット部分の補強は“前後セクションの剛性アップをさらに効果的に発揮させる”ことができますが、逆に言うならばコクピット部分だけを先に補強してしまうとクルマの弱い部分がわかりにくくなることにもなりますから、注意していただきたいと思いますし、あまりおすすめできません。
ただしスポーツカーとしての性能を求めていないのであれば、逆に言えば“コクピットフロアを補強すると剛性感が飛躍的に上がります”からノーマルの特性を助長したようになり、大きな安心感や安定感が得られることでしょうから、ハイグレードな乗り心地を楽しめる可能性もあります。

一般的なロールバーやロールケージはボディの剛性を上げるためのパーツではなく、乗員保護のためのパーツですが、よく剛性アップパーツと間違えてしまうことがあります。
市販の製品はレーシングカーに組み込まれているものとはちょっと異なりますから、注意していただきたいと思います。

それでも結果的にボディの剛性アップをしてくれることは間違いありませんが、それはあくまでも副産物としての効果になりますから、本来の目的を忘れずに使っていただきたいと思います。
レーシングカーにおけるロールケージは特別なものであり、ボディ剛性アップのためにも活かされているわけですが、あんな風に剛性アップの効果を高めようとするならば、まずはロールケージとボディの接続ポイントを増やす必要がありますので、それを考慮した方が良いと思います。


私のクルマHE゙AT CYCLONでは、スポーツドライビングを楽しめるようにクルマを仕上げ直しています。
女房のために作ったときとは別次元のボディ剛性を持っていると思っていますが、そうはいっても今も女房が普通に乗ることができるくらいの“普通のスポーツカー”です。

取り付けてあるサスペンションはサーキット仕様の車高調整式タイプですが、剛性の高いボディのおかげで減衰力を弱くしておけば、履いているタイヤの太さもレベルも一般的なものであることと相まって、ちょっと乗り心地の悪いクルマとして乗れるようです。

もちろんハイグリップなタイヤを履かせたならば、そのタイヤの性能を存分に楽しむだけのパフォーマンスを持たせてあると思っていますが、そういった走り方は私の好みではありませんし、私の運転技術では難しいと思いますから、私としては“ローグリップなタイヤの性能を精一杯引き出しながら走る方が面白い”と思っています。
スピード自体も大して速くなるわけではないのでリスクは抑えられるかも知れませんし、何よりもドライバーの腕を磨けるような気がしていますから、とても好ましいです。
チューニングやカスタマイズはクルマの性能を引き上げる方法ですが、乗り手であるドライバー自身もちゃんとアップグレードしていかなければ楽しさを存分に味わえないかと思っています。


スポーツカーは走りを楽しむためのクルマだと思っていますから、速く走れるかどうかは別にして、まずは自分が安全かつ思い切り楽しめるクルマに仕上げることが大切だと考えています。
エンジンパワーやサスペンションを活かすのはボディになりますが、ドライバーを活かすのもやっぱりボディではないかと思っています♪[2024.03.12]
■趣味は遊びではなく真剣に向き合うもの?!
数年前に読んだオートバイ雑誌の記事において
“趣味というのは楽しみの1つですが、遊びやレジャーではなく真剣に向き合っていくもの・・・”なんて書いてあったのを今もハッキリと覚えています。
私も同じように考えていて、実践しています。

趣味というと、一般的には“余暇に好んで習慣的に繰り返し行われる行為・事柄やその対象のこと”を言うようですが、私としては“もっと熱いもの”があるような気がしています。
先の記事の中では“【大人の趣味】とは=何があっても止めたくない・止められないと思えること・・・”と書かれていたのですが、思い入れだけでなく強い意志や情熱を感じています。

クルマとオートバイ、より正しく表現するならば“スポーツカー&スポーツバイク”が大好きな私としては、それらは私にとっても【趣味】と言えるものだと思います。
しかしながら、私の場合は“スポーツカーやスポーツバイクに乗って走りを楽しむこと”を好んでいるので、映画や音楽などを鑑賞したりするのとは少し違っていると思いますし、余暇を楽しむという感覚ではないと思えます。

趣味としての方向が似ていると思えるのが、『山岳登山』でしょうか。
遊びやレジャーの感覚で山登りや山歩きをするのも、それはそれで楽しい行為だと思いますが、山岳登山となるとリスクがかなり大きくなりますから遊び感覚ではできないと考えています。
やはり、それなりの準備やトレーニング等も必要になると思いますし、場合によっては命がけになることもありますから、思いつきで楽しめるほど易しくはないと思います。

それと同じような感覚が、スポーツカーやスポーツバイクにもあると思います。
リスクのあるスポーツを楽しむためには“やること(やっておかなければならないこと)”や“考えること(考えておかなければならないこと)”がいっぱいあって、それらを1つづつクリアしていくことによって、より楽しい世界を見ることができるのだと思います。
いつもそういうわけではありませんが、終わってみれば心から楽しかったと思えることでも、やっているときには一生懸命すぎて楽しいという感覚は無いかも知れませんね。


最初にお話した【大人の趣味】と呼ぶものについて述べると、
経済的に苦しかろうが、肩身の狭い家族環境になろうが、これだけは絶対に止められない!!(≒絶対に止めたくない!!)と決めて続けていけることが大きな違いだと考えられているようです。
そういう大人の趣味の大きな特徴は、終着点とか到達点というものがなく、追求すれば永遠に道が続くことだと書かれていましたが、そういった感覚は大いに納得できます。

そして、その趣味から受身的に得られる喜びだけでなく、いろいろな考えを巡らせるなど自分から積極的に働きかけ組み立てていかなければ得られない“悦び”があり、それこそが大人の趣味の永遠の魅力であるというのです。
ここまでくると趣味とはいったい何だろうかと考えてしまいますが、先に言ったように余暇に好んで習慣的に繰り返し行われる行為だとは思えなくなりそうです。


話は変わりますが、私は峠やサーキットに走りに行くときには家を出る前に“五芒星(星型五角形=ペンタグラム)”を紙に書いたり、書いたものを持って行くようにしていました。
これは無事に帰ってこれるよう“おまじない”をしているのですが、海女さんが海に潜る際に身につける手ぬぐいなどに五芒星を書いていることを真似て始めたことです。

スポーツカー&スポーツバイクに乗って“走りを楽しむ”ことは、一歩間違えれば命を落としかねない危険な行為でもありますから、こうすることで必ず無事に帰ってくることを強く意識して、気を引き締めるとともに、走りの怖さを抑えることにも役立っていました。

考えてみれば私はいつも危険なことばかりしていたような気がしますが、いつも自分のためだからと言い聞かせながら、子供のころから嫌なことや怖いことに挑み続けていて、それは今もなお続いています。
それは目標に向かって頑張る私のスタイルで、これからもスポーツカー&スポーツバイクの走りの楽しさを求めて乗っていきますから、そのための体力作りも忘れずに頑張りたいと思っています。

私が求めているのは速く走ることではなく楽しく走ることで、何よりも“自分の意のままに走らせることができるようにしたい”と思っています。
そうすれば結果的に速くも走れるようになるはずだと考えていて、少なからず今も挑み続けています。

だからこそ、自分でいろいろと考えて、その仕組みや構造などを勉強し、より良い状態を維持・向上させようと、さらに乗り方や走り方を工夫しています。
時には失敗や間違いをすることがあるわけですが、そんなときはその反省を次に活かすなどして、それまでに得られた喜びの先に続く道に向けてまた走り出しています。
こうして言葉にすると複雑に思いますが、実はやっていることはとてもシンプルだと思います。


私と同じくらいの歳の方たちにとっては、クルマやオートバイは“大人になっても少年の心を忘れない・・・”ためのアイテムの1つのように捉えられることがありますから、それらを趣味として楽しんでいる方も少なくないと思います。
実際には遊びやレジャーの一環としてクルマのオートバイを楽しんでいる方がほとんどのように思っていますが、それを決して間違っているなどとは思いませんが、もっと深く濃く楽しむことができたら面白いのに・・・と思うことはありますね。

クルマやオートバイを遊びやレジャーとして楽しむことは悪いことではありませんし、スポーツカー&スポーツバイクの使い方や乗る目的は自由ですから誰に問われることもありませんが、ただそれが単なる遊び等の道具でしかなかったとしたならば、子供がおもちゃに飽きてしまうように大人でも飽きを感じてしまうようになるかも知れません。
実際にそれでスポーツカー&スポーツバイクを降りる(止める)方は大勢いますから、それ自体も悪いこととは思っていませんが残念に感じています。

スポーツカー&スポーツバイクを【大人の趣味】として楽しんでいる方にとっては、それらを遊びの道具として捉えることはないでしょうし、そういった感覚さえ持っていないことと思います。
そういう点においては“ちょっと厄介なくらいがちょうど良い”と思っていたりしますが、スポーツカー&スポーツバイクはそう簡単に乗りこなせるものではありませんから、とても遊びでなんか乗ってられるか・・・というのが私の本音です。笑

大好きな趣味だからこそ、私は真剣に向き合っていきたいと思っています♪[2024.01.22]
■スポーツカーらしさ・・・って何でしょうね?!
どんなクルマをスポーツカーと呼ぶのか?!・・・
そんなことを考えると悩んでしまいそうですが、言葉にするのはちょっと難しいでと思います。

外観のかっこよさを優先する方もいれば、パワーなどの動力性能を優先する方もいるのでしょうが、今どきは快適装備や乗り心地を優先される方もいたりするんでしょうか。
やはり必要なのは“スタイルの良さと走りの性能”で、その両方を満たさなければならないのがスポーツカーかも知れません。

そこで問題になるのがそのレベルで、どんなクルマをスタイルが良いと言い、どのくらいの走りの性能が必要だと考えるのか?!・・・は人によって異なるところであり、乗り方や好みによって大きく変わるところです。

スタイルに関しては、一般的な見方をすれば“スポーツカーらしいスタイル”というのは存在しますから、こちらは客観的な要素が結構強いのではないかと思います。
それでも今までの人生経験(時代に反映したイメージ)などが濃く出ることでしょうから、年齢層によってある程度の傾向や好みがハッキリと分かれるのかもしれませんし、最終的には好み(主観的な要素)の問題になるのでしょう。笑

ここで気になるのが、レースカーのようなスタイルやイメージをスポーツカーらしいとは言わないということです。
それについていうならば、かっこいいとは思っていますが「三菱 ランサー」や「スバル インプレッサ」というクルマについては、失礼ながら私はスポーツカーらしいとは思っていません。

走りの性能に関しては、主観的な要素でしかないと思いますから乗り手の好みになりますね。
エンジンパワーやトラクションなどの動力性能も、コーナーリングやコントロール性などの運動性能も、ある意味では漠然としていて基準がありませんから曖昧です。

特にパワーに関していえば数値よりも車重に対しての割合が大切になりますから、たとえパワーが低かったとしても車重が軽ければ楽しい走りができるかも知れません。
さらに言えば、気持ち良く走れるということが最も大切なことになると考えていますので、エンジンのレスポンスや吹き上がりや伸びなども重視したいですし、キビキビと走れるフィーリングも忘れるわけにはいきませんね。


私の愛車HE゙AT CYCLONはスポーツカーらしく仕上げたつもりですが、女房が通勤にも使っていることから普通に街乗りも楽しめるようにしてあります。
純粋かつスパルタンなスポーツカーが大好きな私としては、正直なところ物足りさも感じているのですが、別の見方をすれば“スポーツカーらしいスポーツカー”ともいえますから、十分に納得しています。

大好きな自動車メーカー【ロータス】のスポーツカーで例えるならば、これまでは走りを最優先した『ロータス エキシージMK.1(モータースポーツ・エリーゼ)』に乗っていたのが、今は大人しめながら軽量スポーツカーの『ロータス ヨーロッパ』に乗り換えたという感じでしょうか。
その走行性能の差は小さくありませんが、それぞれが持つ走る楽しさは魅力的なものがありますから、違った走りの楽しさを味わわせてくれると思っています。

そうしたことを可能にしているのは、普通のビートよりも大幅に高められた剛性の高いボディで、サーキット仕様の優れた減衰力を持つサスペンションや、エアコンなどの無駄なものを取り去ってしまった潔さも相まって、好ましいスポーツカーに仕上げられています。
何よりも『ホンダ ビート』というクルマがベースだからこそのスポーツカーであることは、間違いありません。

ずっと以前から『ロータス ヨーロッパ』をお手本のように思っているのですが、できるかぎり純粋にドライビングを楽しめるクルマに仕上げたいと思ってチューニング&カスタマイズをしています。
ノーマルのエンジンに吸排気系+ROMのチューニングだけですから大したパワーは出ていませんが、それで実質的に64馬力を発揮しているんじゃないかと思っています。

それからミッドシップのスポーツカーらしいスタイルも大好きで、せっかくのオープンカーをクーペスタイルにしています。
これには賛否が分かれるところだと思いますが、これもまたスポーツカーの楽しみ方の1つだと思っています。


話を戻しますが、やはり“人それぞれにスポーツカーと呼べるクルマが違う?!”ということになりますが、スポーツカーらしさとは乗り手がそれぞれに感じることとも思えます。とすると好みの問題になるんでしょうか。笑

だからこそ使い方や走り方に合わせたチューニングやカスタマイズを施すべきではないかと考えます。
ある程度の知識と技術さえあれば簡単にできることもありますから、自分の考えるスポーツーらしさを追うのも悪くないと考えます。

どんなスポーツカーを目指すのかをしっかりと見据えて、もっともっと楽しんで欲しいと思います♪[2023.12.24]
■小型・軽量・非力なスポーツカー&スポーツバイクが面白い!!
大型のショッピングセンターやホームセンターに行ったときに、買い物を終えて駐車場に戻ると自分のクルマを探すのに苦労する?!・・・
なんて経験は“小型のスポーツカー”に乗っている方ならば誰にでもあると思います。
残念ながら『ホンダ ビート』や『マツダ AZ-1』の場合には、小さすぎて見つけ出すのに苦労しそうです。

スポーツカーの類は車高が低いので、ちょっと大き目のクルマがあると陰に隠れてしまいますが、そんな中でも特に車体が小さい“旧規格の軽自動車”とくれば、なおさらでしょう。
駐車した場所をちゃんと覚えていたならば問題ないのですが、うっかり覚えていなかったりしたならば・・・探すのは大変になります。 

それでも超小型のスポーツカーが大好きな私としては仕方のないことなので気になりませんで、小型ゆえに車体が軽いことこそが大きな魅力の1つだと考えています。
クルマのサイズが大きくなれば必然的に車体が重くなってしまうわけですから、小さくて軽いことは“庶民の楽しめるスポーツカー”には必須条件だと考えています。

とはいうものの軽自動車は660ccの排気量ですから、そのパフォーマンスは大したことはありません。
ターボチャージャーやスーパーチャージャーなどの過給機があればそこそこのパワーを発揮させることも可能になりますが、過給機を持たないNAとなれば扱いやすいパワーとは裏腹に悲しいほど非力に感じられることでしょう。

信号待ちで隣にワンボックスのターボ付き軽自動車が並んでいて一緒にスタートしたならば、それが普通のワンボックスのクルマであってもパワーの違いを感じさせられます。
『ホンダ ビート』をスポーツカーとして乗っている者の1人としては、決して遅くないことをアピールしたいとも思うのですが、残念ながら辛い思いをする場合が多々あったりします。

それでも私は“小型=軽量で非力なスポーツカー”が大好きであり、それなりのチューニング&カスタマイズを施すことによって、持っている個性を武器にしてパワーのあるクルマたちよりも走りを楽しめると考えていますし、場合によっては速く走ることも不可能ではないと思っています。
“小型・軽量・非力”の三拍子そろったコンパクトなスポーツカーの最大の魅力は“乗りこなせそうな親近感”じゃないかと思いますが、そこから生み出される軽快なフットワークこそが最大の武器だと思います。


圧倒的な加速力を発揮させる巨大なパワーも、高速安定性に優れた大きくて重いボディも、それを思い切り楽しむためには、それなりのドライビング技術を身につけることが必要不可欠になります。
またパワーがあるがゆえに簡単にスピードが出ますから走りを楽しめる速度域も上がってしまいますし、電子制御のデバイス等により安全性を支えられているものの、かなり身構えて乗らなければならないかも知れません。

かといってクルマが小型=軽量で非力だとしても、場合によってはそれなりの速度域に達することもありますから危険がないわけではありませんが、小さくて軽いボディでは怖さを感じやすいですから不用意にアクセルを開けるようなことはないでしょうし、非力なパワーを効率良く活かすのは思ったよりも難しいことなので、結果的にはより楽しめると思います。
そうやって考えると、性能面でもサイズ面でも『ホンダ ビート』のようなクルマは乗りやすく安心感があり、ドライビングしていてもドライバーに対して牙をむいてくるようなことが少ないと思います(このあたりは乗り方次第です)から、スポーツカーの好きな方ならば誰でも楽しめるような気がします。

しかしながら、誰が乗ってもその性能を使いきれるわけではありませんから、このクルマをより速く走らせようとするならば、それなりにドライバーの技量が要求されるのは言うまでもありません。
ドライバーがクルマを近くに感じられて乗りこなせそうな気がする?!という錯覚を抱かせてくれることは大きなポイントだと思いますし、これらのスポーツカーはとても魅力的に感じられることと思いますが、決して油断をしないようにしてドライビングを楽しんでいただきたいと思います。


『ホンダ ビート』や『マツダ AZ-1』においてはスポーツカーとしての素質をたくさん持っていますから、その性能をドライバーの好みや乗り方・走り方に合わせて引き出してやれば、スポーツカーとして十分に楽しめると思います。
知っておいて欲しいのは、ノーマルのままではスポーティな乗用車でありスポーツカーではありませんし、既に生産されてから多くの時間を経過してメンテナンスやリフレッシュを要する時期にも来ているでしょうから、走りを楽しむのはちょっと難しいんじゃないかなと思えるところです。

『ホンダ ビート』や『マツダ AZ-1』をスポーツカーとして乗ろうとするならば、ぜひともボディ補強を含めたチューニング&カスタマイズを施すことにより、自分の好みや乗り方・走り方に合わせた仕様に仕上げていただきたいと思います。
そしてパワーやスピードではなく、スポーツカーとして走ること自体を楽しんでいただきたいですね。


スポーツバイク=オートバイにおいても同じようなことが言えます。
大きなバイクに乗るのはカッコいいと思っていますが、乗る楽しさや操る楽しさを考えると・・・
車体が小型で軽量である方が都合が良く、パワーも控えめでありトルク変動が少ないタイプのエンジンの方が楽しみやすいと思います。
やはり“乗りこなせそうな気がする?!という錯覚”でしょうか。笑

目の前に排気量が違う同じタイプのオートバイが2台あったならば、排気量が大きい方がエンジンの性能を楽しむことができると思いますが、自分なりに走りを楽しめるのは排気量が小さい方ではないかと考えます。
ただし速く走ることだけを考えるのであれば、同じタイプのオートバイなら排気量はパワーの大きさに比例しますから、エンジンの大きなモデルの方が間違いなく速く走れると思いますけどね。

とはいうものの、エンジンに面白みのないオートバイでは話になりませんから、排気量にかかわらず、それなりに楽しめる特性を持っているエンジンであることも大切です。
排気量の大小はエンジントルクの大小にもなるわけですが、エンジンの回転フィーリングは排気量の大小とは逆になることが多いので、そのあたりの特性も乗り比べてみないとはわからないところでしょうが、決して排気量が小さいからといって面白くないわけではありませんから間違えないでいて欲しいですね。

たとえば高速道路に乗ることが多いなど比較的高いスピードで走ることが多いのであれば、大きなエンジンを持つオートバイの方が車体がしっかりしていて、パワーにも余裕がありますから楽ができると思います。これはクルマでもオートバイでも変わりません。
しかしながら街中での走行では動力性能よりも運動性能が問われ、さらにパワーやトルクの扱いやすさも必要になりますから、小型で軽量かつ非力なパワーな方が楽ができると思います。

エンジンのパワーはあればあっただけ嬉しいと思う方も少なくありませんが、大きなサーキットなどならばそれを気持ち良く発揮させられることがあっても、ミニサーキットや峠道などでは大きなパワーやトルクを必要な分だけ使用することが思いのほか簡単ではありませんから、物足りないくらいの方が活かせる分だけ速く走れることがあります。
それは街中でも同じことで、乗りやすさや扱いやすさは走る楽しさにつながることでしょうから、パワーが少なくとも使いきれそうな非力な方が自分らしく乗れるような気がしますよ。

私が『ホンダ FTR』を選んだのはそういうところも気に入っているからですが、さらに自分の好みに合わせてチューニング&カスタマイズを施してありますので、ライディングがとても楽しいんですよ。
“軽自動車”と同様に維持費が抑えられているのも助かることであり、車検のない“軽二輪”であることにも感謝するところです。


私としては、スポーツカーにおいても、スポーツバイクにおいても、“小型・軽量・非力”の三拍子そろったモデルをおすすめしたいと思っています。
それをさらに楽しむためには、目的や方向に合ったチューニング&カスタマイズを施すこととともに、スポーツドライビング&スポーツライディングの基本を身に付けることで、より気持ち良く走れるようになると思います♪[2023.11.23]
■「HE゙AT CYCLON」の出番です!?
私のクルマである赤い『ホンダ ビート』に新たな名前を付けました。
それがHE゙AT CYCLONです。

私と同年代の方には、お察しのとおり【仮面ライダー】の愛車「サイクロン号」を真似たものだということがわかると思いますが、大好きな名前だったので同じようにさせていただきました。

ちなみに英語で低気圧や暴風全般を表すサイクロンは「CYCLONE」と書きますが、私のクルマでは「CYCLON」と書くことにしました。
これは『ロータス ヨーロッバ』が「EUROPE」ではなく「EUROPA」と書くことを参考にしたものなんですが、私の場合は1文字でも短くなる方がシンプルなのでそうすることにしたんです。
今後は『ホンダ ビート/HE゙AT CYCLON』として、いろいろと紹介させていただこうと思います。


このクルマはもともと『HE゙AT SPORT』として製作したもので、女房でも安心して乗れるように仕上げていて、日常ユースから軽いスポーツ走行までも対応できる“ライトチューン・スポーツカー”を目指していました。

しかしながら『HE゙AT SPRINT』を手放してしまったことにより、あらためて私の愛車として仕上げ直したのが、現在のHE゙AT CYCLONになるわけです。
このクルマは女房の名義だったのですが、それに伴って私の名義に変えてあるんですよ。

スポーツカーとしての走りを支える要になるのは足回りですから、そのサスペンションユニットには『HE゙AT SPRINT』から取り外しておいた「車高調整式サスペンション」を取り付けてあります。
このサスペンションは米国ペンスキーのライセンス製品で、ずっと以前には「HE゙AT サスペンション」として販売していたものになるのですが、サーキット仕様として製作されているのでダンパーの減衰性能が高く設定してあることにより、スポーツドライビングを楽しむには抜群なんです。

走りをより楽しむためには、サスペンションを活かすボディも必要になりますから、サスペンションの変更に合わせてボディも仕上げ直す必要があると考えてバージョンアップを果たしています。
それまでもノーマルと比べたならば十分なボディ補強を施してありましたが、高いバネレートのサスペンションを活かせるほどのボディとはいえませんでしたので、個々の補強パーツを見直して、さらに追加の補強パーツを組み付けることにより、大幅な剛性アップを図っています。

私の好みとしては『HE゙AT SPRINT』のような超高剛性なボディが欲しいので、できれば「マッスルフレームC2」のような強力な補強を施したかったのですが・・・
女房が普通に乗ることを考慮すべく、乗り降りの妨げとなるような補強パーツを避けるために、フロア周りでの剛性アップを重視して仕上げてあります。

【ロータス】のスポーツカーに例えていうならば、『HE゙AT SPRINT』を『ロータス エリーゼ』や『ロータス エキシージ』としたならば、HE゙AT CYCLONは『ロータス ヨーロッパ』というところでしょうか。
走りの性能よりも乗り味・乗る楽しさを重視したセットアップかなと思っていますが、ボディ剛性の高さや運動性能やコントロール性においては残念ながら『HE゙AT SPRINT』の比ではありませんね。

外観については、ミッドシップカーらしいスタイルのハードトップを取り付けてあり、ハードトップを含めたボディ全体を濃い目の赤色(ホンダ純正色のミラノレッド)で全塗装したことにより、クーペのような見栄えに仕上げてあります。
その色合いとともに特に気に入っているのがハードトップのリヤウインドウ周りのデザインで、荷物を積めるスペースを大きく減らすことになってしまいましたが、その代わりに得られているスタイルはとても好ましいものです。

外観の一新に合わせて、タイヤ・ホイールも新しくしています。
走り屋っぽいエイトスポークのアルミホイールから、純正品のスチールホイールを白色に塗装したものに変更して、タイヤは前後ともに165サイズ(前後で扁平率を変えてあり)を履かせています。

普段は女房の通勤にも使っていますから、白いホイールでお洒落感も持たせたつもりです。
またリーズナブルなアジアンタイヤを履いていますから、サーキットなどでのタイムアタック等では明らかに役不足を感じることになるでしょうが、その性能を上手に発揮させられればスポーツドライビングも楽しめるんじゃないかと思っています。

ちょっと怠っているのが車室内のリフレッシュ&カスタマイズで、ボディを全塗装したときに内装パネルの一部も黒色に塗装して仕上げいたのですが、あれから進んでおりません。
本当はインスツルメントパネルもセンターコンソール(空調コントロールパネルやオーディオが取り付けられている部分)も黒色に塗装するつもりでいたのですが、まだ手付かずのままになっています。

また運転席シートの劣化や損傷が著しいので、こちら側だけでも新しくしたいと思っています。
このシートについては私はバケットシートが好ましいのですが女房には好ましくないので、4点式シートベルトが取り付けられるように“ヘッドレストが取り外せるタイプの純正シート”を探していたところ、良いタイミングで適当なものを見つけることができました。

それは『ホンダ N-one』の純正運転席シートで、なんと新車から取り外したものです。
【ヤフオク!】にバケットシートを買うよりも大幅に安く出品されていたので落札したのですが、これを何とか取り付けようと思っているのですが・・・現物をみたところ、ちょっと苦労しそうな気がしています。

まだまだ、いろいろと手を入れていかなければと思っています。
それは純粋に走りを楽しむためにではなく、“走りも楽しむためのカスタマイズ”になると考えていますが、晴れの日はもちろんのこと、雨の日も安心してドライビングを楽しめるスポーツカーとして仕上げたいですね。

新たな方向性を持った個性的なスポーツカーとしてHE゙AT CYCLONを仕上げつつ、もっともっと楽しませてもらおうと思っています♪[2023.07.01]
■退屈な移動を“楽しい時間”に変える!?
クルマやオートバイが好きな者にとっては、それらと一緒に過ごす時間はとても楽しい時間になると思います。
走らせている時だけでなく、洗車していたり、メンテナンスをする時間さえ楽しくなってしまうわけですが、人によっては眺めているだけでも楽しく感じられることと思います。

もしどこかへ出かけなければならないときに、お気に入りのクルマやオートバイに乗って出かけることができたならば、それもまた嬉しいことでしょう。
単なる移動という退屈な時間が解消されて、運転を楽しめる時間になるわけですから、頬が緩みっぱなしになってしまうかも知れませんね。

一般的には、退屈な移動(時間)を楽しく過ごす方法として最もポピュラーなのは、好きな音楽を聞くことでしょう。
街中ではイヤホンをして歩いている人たちを多く見かけることがありますし、大音量で音楽を撒き散らしているクルマがいたりするのも、それを実践しているからだと思いますが、クルマやオートバイが好きな者にとってはお気に入りのクルマやオートバイに乗って出かけられるだけで退屈な時間ではなくなることでしょう。

特にスポーツカーやスポーツバイクに乗る者にとっては、お気に入りの愛車で走れるだけでウキウキしてしまうことと思いますが、ちゃんと行き先は決まっていたとしても、ついつい遠回りしてみたり、必要もないのにシフトチェンジしたり・・・と運転を楽しんでしまうんじゃないかと思います。
なかなか運転を楽しむ時間が取れない方たちにとっては、至福の時間になるかも知れません。


そんな風に退屈な移動を楽しい時間に変えてくれるクルマやオートバイですが、より楽しい時間を過ごすためには、ある程度必要な条件があると思います。
それは気持ち良く走れるように仕上げられているか?!…というところで、最初から高性能なスポーツカーあるいはスポーツバイクとして出来上がっている場合を除けば、普通のクルマやオートバイの場合は必要によりチューニングやカスタマイズを施すことによって、スポーツカーあるいはスポーツバイクらしい運転を楽しめるようになると思います。

残念ながら市販のモデルでは万人向けに作られていますから、すべての乗り手を満足させることはできないと思いますし、やはり中途半端な仕上がりになってしまうと考えています。
クルマやオートバイが好きな者にとっては、お気に入りの愛車が自分の好みや乗り方・走り方に合っていることが重要だと思いますから、そのための手段がチューニングやカスタマイズになるわけです。

ちなみに、ここでいうスポーツカー&スポーツバイクとは、ドライビングやライディングを楽しめるクルマやオートバイのことを示しています。
中には速さやパワーなどの強烈な個性を求める方もいますし、乗り味や走る楽しさなどの柔軟な個性を求めている方もいますから、求める方向や仕様については人それぞれに違うものになります。

私の場合には“濃い目の乗り味”を求めてしまうのですが、決して速く走ることをあきらめているわけではありませんで、腕さえあれば速くも走れるようなスタイルのクルマやオートバイが好きですね。
なので峠やサーキットに行って本気で走るときには命がけの時間になってしまうこともありますから、ただ単に嬉しい・楽しいとは言い切れないのですが、それでも目的を1つにして一緒に過ごしている時間は何事にも変え難い素敵な時間といえるのではないかと思っています。


私の愛車の軽自動車(660cc以下の自動車)や軽二輪(250cc以下の自動二輪車)はセカンドカーとして所有し運転することが少なくない存在だと思いますが、何よりも気軽・気楽に乗れるところが大きな魅力だと考えています。
もちろん維持費も抑えられますし、何よりも小型で軽量で乗りやすく、パワーもそこそこで扱いやすいですし、さらにスポーティな装備も備えていますから、マルチに活躍してくれる存在でもあると思います。

そんな中で長所にも短所にもなるところが“排気量が小さいのでエンジンを回して乗らなければならないこと”だと思いますが、このあたりは乗り手の好みの問題になるかも知れませんね。
長所として捉えれば、普通に街中を走るだけでもエンジンの性能をそれなりに引き出して走る楽しさを味わうことができますから、スポーティなドライビングやライディングを好む方には楽しめることでしょう。

私は何よりも高性能を求めているわけではありませんから、エンジンはOHVでも構いませんし、バルブだって吸排気が各1本でも気になりませんが、それでもそのエンジンの持っているポテンシャルは最大限に活かしてあげたいと思っています。
これはあくまでも私のエゴに過ぎませんが、縁あって一緒に過ごす(走る)ことになった相棒には、できる限りのチューニング&カスタマイズを施して、お互いに悔いのない人生&車生を全うしたいと思っています。

退屈な時間を過ごすなんてもったいない!!と思っていますから、もしそんな時間を過ごすようなことがあるときには、ぜひとも有意義に使っていただきたいと思う次第です。
その方法の1つとして、大好きなクルマやオートバイに熱くなるのも悪くないと思います♪[2023.02.25]
《注目して欲しい“過去に掲載した記事”》
■ボディの剛性アップから得られるもの!?
本格的なレースカーを見ればわかるように、ずっと以前からチューニングにおいて【ボディ補強=剛性アップ】は必要不可欠なものになっていますよね。
そこで“ボディ剛性が上がるとどうなるか!?”を、私なりに説明したいと思います。

クルマの運動性能を大きく左右させるのが“足回り”であることはよく知られていますが、その足回りにちゃんと仕事をさせるためにはボディに十分な強度が必要となります。
この“十分な強度”という点がポイントになるわけですが、それはクルマの方向性にも関わる重要なことなんですよ。

走行中のクルマに路面からのストレスが加わった際には、当然のことながらタイヤやサスペンションといった足回りが受け止めます。
その際にボディ自体が揺れたり捩れたりしたならば、足回りがちゃんと機能できなくなってしまい、結果的に足回りの性能が発揮できなくなってしまいます。

特にノーマルよりも固いサスペンションを組み付けて、ハイグリップなタイヤに履き替えて、速いスピードでドライビングすることを楽しもうとしたならば、それ相当のストレスに耐えられるようにしておかなければなりません。
もしもサスペンションが作動した際にボディがほんのわずかでも一緒に動いてしまったならば、乗り心地が悪くなるばかりでなく乗りにくいクルマになってしまうこともありますから、そんな状態では性能アップどころか危ういクルマになってしまうことさえ考えられます。


『スポーツドライビングを楽しむクルマ=スポーツカー』として仕上げるならば、その方法としてサスペンションを強化したりハイグリップなタイヤに履き替えたりするのは当たり前のことですが、忘れてはいけないのがボディ自体がそれを活かせるだけのパフォーマンスを持っているか?! ということです。
要は“足回りを活かすためのボディ”が必要であり、“クルマの性能を活かすためのボディ”だと考えていますから、ぜひとも自分が求めるスポーツカーに近づくようにチューニング&カスタマイズを進めていただきたいと思います。

ドライビングのスタイルや好みによってボディの作り方は大きく変わりますが、ボディ剛性はあればあるほどクルマの性能を上げられるはずなので、より良いプランで検討していただきたいと思います。
しかしながら街乗りやツーリングを主として、たまにワインディングを楽しみたい・・・なんていうクルマの使い方ならば、高額な予算を使ってまでボディ剛性を上げる必要性がありませんから、あくまでも用途にあった方法で考えていただきたいと思います。

ここで注意していただきたいのは、サーキットなどで走らないからボディ剛性は大して上げなくてもいいということではなく、あくまでも乗り手の好みや乗り方・走り方に合わせて剛性アップのプランを考えていただきたいということです。
ストリートでは路面の凸凹が多いのでサーキットを走るクルマよりも路面からのストレスを多く受けることになりますから、そういったことを考えるとサーキットだけを走るレースカーもストリートを走るチューニングカーもそれぞれに必要なボディ剛性を持たせていなければクルマの性能を活かすことが難しくなってしまうということです。

ちなみに、ボディ剛性を上げることにより“乗り心地も改善できます”から、固いサスペンションを取り付けてゴツゴツした感じが気になる方にも、きっと喜んでいただけることと思います。


私がボディの剛性アップに求めているのは、“クルマを意のままにコントロールできるボディ”を得ることです。
それを私の好みで仕上げたのがHE゙AT SPRINTで、普通の『ホンダ ビート』に乗る方たちに提供できるようにしたのが製品化した「マッスルフレーム」です。

既にうちの赤いビートでもサーキットを走れるレベルに仕上げてありますが、製品化している「マッスルフレーム」をベースとした特別仕様品を使っている部分もありますが、どなたのクルマでも同じような仕様で仕上げることは可能であり、とても魅力的なスポーツカーに仕上がっていると思います。
それらは決して乗りやすいとは言い切れませんが、スポーツカーを好む方には必ず嬉しさを伴う驚きを感じていただけることと思いますし、何よりも乗る楽しさを存分に味わえるようになることと思います。

スポーツカーとは速く走ることを目的としたクルマではなく、スポーツドライビングを楽しむことを目的としたクルマと考えるならば、「マッスルフレーム」での剛性アップはその目的を達成することができる魅力的なパーツだと考えます。
たしかに製品重量は軽くありませんから車重を気にしている方には好まれないと思いますが、「マッスルフレーム」でしか得られないボディ剛性があるということを知って欲しいと思いますし、「マッスルフレーム」は車量が増加してもそれを帳消しできるだけのパフォーマンスを持っていますから、そういうことも知って欲しいと思います。


それから、クルマを意のままにコントロールしようとするうえで大事なことが“ステアリングインフォメーション”を高めることですが、それを実現できるのもボディの剛性アップの大きな魅力です。
クルマに乗る楽しさを膨らませるのも“ステアリングインフォメーション”のわかりやすさだと考えていますが、ボディ剛性があがることでクルマの動きがわかりやすくなり、それによってどんな風にクルマと接したならば上手に走らせることができるのかがわかるかも知れません。

特にタイヤの接地状態(グリップしている様子)を感じ取ろうとするならば、ボディ剛性の高い私のクルマではとてもわかりやすいと思いますし、それを走りに活かすこともしやすいクルマに仕上げてありますから“タイヤの性能を活かしやすいクルマ”とも言えると思いますね。
だから、うちのビートではハイグリップタイヤを履いていなくても、そこそこに走りを楽しめてしまうというわけです。


“ボディ剛性はあればあるほどクルマのスポーツ性能を上げられる”わけですから、すべての方に提案できるチューニング&カスタマイズの方法です。
そのクルマの性能の中には楽しく走ることはもちろんですが、速く走ることも可能になりますし、乗り心地を良くすることだって可能です。
最終的にクルマの性能は“足回り”が決めてしまうことになりますので、その選択幅を増やすことができるのもボディの剛性アップの魅力だと思いますし、何よりも自分の好みのクルマに仕上げることができると思いますよ。

ボディの剛性アップから得られるものはたくさんありますが、私としてはスポーツ性能を活かすことを楽しんで欲しいと思います。
せっかく魅力的な『ホンダ ビート』および『マツダ AZ-1』に乗っているのですから、軽量かつコンパクトな車体を活かした“スポーツKカー”として、もっともっと楽しみましょうよ♪ [2020.11.23]