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「乗り手を選ばないスポーツカー」を作る!?
街乗りスポーツカーとしてのさらなる進化!!
専用ステンレスマフラーが取付けられました!!
さらにスポーツカーらしく進化しています!!
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「乗り手を選ばないスポーツカー」を作る!? |
ビートは一応スポーツカーだと思うんですが、ちょっと中途半端なクルマですよね。そんなビートに手を入れる方向が、“本当のスポーツカーにする”ことだと思います。
一般的なオーナーさんがそうであるように、純粋なスポーツカーとしても気持ちよく走りたいし、オープンカーだから当然のようにオープン走行も楽しみたい。でも、快適装備としてエアコンは欲しいし、突然壊れてしまうのは困る・・・。年式が古い?!うえに、ちょっと特殊なクルマなので、それなりにメンテナンスしておかなければならないのがビートというクルマだったりします。
そんな個性的なクルマだからこそ、もっとちゃんと走らせることが出来るスポーツカーに仕上げようと思ったんですが、そのひとつの形がHE゙AT SPORTなんです。
私の愛機であるHE゙AT SPRINTは、走りに特化した“乗り手を選ぶようなスポーツカー”だと思うのですが、このクルマの場合は誰にでも楽しめる“乗り手を選ばないスポーツカー”として仕上げています。その理由は私の女房がこのクルマのオーナーであり、スポーツカーとしてというよりも足代わりとして使用することが多いからなんです。それでも、頭の中ではオープンで走ることを描いているようですから、ちゃんとしたスポーツカーとして仕上げて、その気持ち良さを味わわせてあげたいと思っていたんです。
このクルマのチューニングのポイントは“レスポンス(反応)の向上”なんですが、簡単に言うならば『ちゃんと動いて、ちゃんと曲がる』ことです。このちゃんと・・・が結構難しいところですが、思ったとおりに動くことができて、曲がりたいときに遅れを取らずに曲がれるクルマを目指しました。
要は、ボディ補強とサスペンションのチューニング&メンテナンスにより運動性能を上げて、同時にエンジンの吸排気系のチューニング&メンテナンスにより動力性能を上げてあるということです。
HE゙AT SPORTの仕上がりレベルはあくまでも“そこそこ”だと考えていますが、普通のビートと乗り比べていただければスグにわかるほど乗りやすくなっていることと思います。こうしたカスタマイズもあるという例として、今後のチューニング等の参考にしていただければと思います♪[2005.08.6] |
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街乗りスポーツカーとしてのさらなる進化!! |
街乗りからツーリングまで誰が乗っても幅広く楽しめるスポーツカーとして仕上てあるHE゙AT SP0RTですが、さらなる進化を遂げています。
今回のチューニングのポイントは“安心して気持ち良く走れること”ですが、ビート本来の弱点をケアしたような改善作業とも呼べるんです。
こうしたメンテナンスは、これからも永く付き合っていくためには施しておきたい作業ですから、おすすめしたい内容です。
特に水冷式のオイルクーラーを取り付けたことで、オイルのダメージを大幅に低減できるとともに、水温と油温がシンクロすることでエンジン温度管理がかなり楽になり、街乗り等では恩恵も少なくないと思いますね。
【クーリング】
やっと「水冷式オイルクーラー」を取り付けたわけですが、一緒に「スポーツサーモスタット」も取り付けています。
「スポーツサーモスタット」は新品を使用していますが、オイルクーラーはHE゙AT SPRINTに取り付けてあったものを使用しています。
さらに電動ファンの作動温度を低くしたかったのでサーモスイッチの取り付け位置をラジエターのロアタンクからアッパータンク側ホースに移動させました。これによって「スポーツサーモスイッチ」を取り付けているのと同じような効果が期待できますから、余分な出費を極力抑えたチューニングとなっています。(笑)
欲を言うならば容量アップしたラジエターが欲しかったところですが、街乗りメインのクルマであることから諦めました。その代わりに、程度がすごく良い中古のラジエター(ノーマル)を持っていましたので、それに積み替えておきました。ちょっとは効率アップしたかも知れませんよね。
もし走る楽しさを優先するならば、「水冷式オイルクーラー」・「スポーツサーモスタット」・「スポーツサーモスイッチ」・「大容量ラジエター」の4点セットは必ずやっておきたいところです。
今後のことを考えて、劣化が比較的大きい太いウぅーターホースも交換しておいたのですが、意外とホース交換というのは大変なんですよね。あくまでもメンテナンスの一環としての追加作業ですが、当然のことながら冷却水も交換できていますから、今までよりも安心して走らせることができます。
【ECU】
前々からHE゙AT SP0RTにも“ECUチューン”を施したいと思っていましたので、「外付けROM」を追加することにしたのですが、それとともにECUのメンテナンスを行なっています。
使用しているROMは以前にライトチューン向けのストリート仕様として作っていただいたもので、乗りやすさと気持ち良さを兼ね備えたスペシャル仕様なんですよ。
レブリミッターは解除してありませんが、速度リミッターは解除済みです。
先に言いましたように今回はECUのメンテナンスも行なっているのですが、電気系統の超エキスパートである知人にお願いして仕上げていただきました。
コンデンサは2年前に交換してあったのですが、さらに品質の良いものに変えていただいていますが、何よりも基盤の修理の必要がありましたので、それをメインでやっていただいたようなものですね。
私が気になったのは、以前にコンデンサ交換した際にそのうちの2個がパンクしていたのを聞かされていたのですが、どうやらきちんとしたメンテナンスが行なわれていなかったようで、基盤のダメージが深刻なレベルにまで達していたことです。
その時に適切な処置をしてあったならば、基盤へのダメージをもっと抑えることができたと思うのですが・・・残念です。
できる限りの修理をお願いして、今後の使用においても問題が出ないようにメンテナンスをしていただいたのですが、私自身がたかがコンデンサ交換なんて思っていましたが、本当の意味でのプロに任せないと安心できないものですね。自分でやろうなんて考えない方が良いと思います。
HE゙AT SPRINTのECUも過去に同じところでコンデンサ交換していますから、その知人に頼んで現在メンテナンスをお願いしていますが、やはり基盤のダメージなどが見つかって修理が必要になっています。それ以外にもECUチューンした際の不出来な部分が見つかったらしく、それらも修復していただいています。
クーリング性能を向上させて、さらにエンジンのフィーリングを改善することで、安心して気持ち良く走れるクルマに近づいたわけですが、ここのところ高速走行をする機会があっただけにもう少し早くやっておけば良かったと思うところです。
それでも、オイルクーラーの取り付け時にはエンジンとミッションのオイルも交換していますから、定期メンテナンスも一緒にやれてホッとしています♪[2007.05.13] |
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専用ステンレスマフラーが取付けられました!! |
HE゙AT SPRINT用に作った“新しいマフラー(管径45mm)”をクルマに取り付けて走ってみたところ、どうやら相性が悪いことがわかりました。
一番楽しいエンジンフィーリングを味わえるはずの高回転域がぜんぜん吹き上がらないんです。見事に期待を裏切られてしまったわけですが、私自身の勉強不足を痛感するとともに、結構気に入っていたマフラーだったので本当にショックでした。
ノーマルマフラーではパイプ部分の内径は35〜36mm程度ですから、管径45mm=内径42mmということはノーマルよりも太くなり、普通のビートならばまったく問題のないスポーツタイプのマフラーということになるのですが・・・。
それならば仕方ありませんのでHE゙AT SPRINT用にはもう少し太いパイプ(管径50mm)を使ってマフラーを作り直すことにして、せっかく作り上げたこの管径45mmのマフラーについてはHE゙AT SP0RT用に使うことにしました。
そのためにテールパイプ部分をノーマルバンパーに対応するように仕立て直したのですが、昨日の夜に溶接が出来上がりましたので、今日の午後に取り付けました。それが上の画像です。
新しいマフラーを取り付けて走ってきた感想としては“思っていたとおりの印象”で、以前のノーマルマフラーを取り付けているときよりも滑らかに回転が上がるようになって、特に5000〜6000回転より高い回転域での吹き上がりは気持ちの良いものがあります。
さらに心地良い排気音も気に入っていて、なかなかスポーツカーらしくなったような気がしますね。
ノーマルマフラーと比べると3000回転より低い回転域ではわずかながらトルクが落ちたかなという感じもしますが、もともと「チューンドキャタライザー」と「スポーツマフラーコネクタ」等のチューニングにより溢れるようなトルクを持っていますから使い勝手はほとんど変わらず、滑らかでスムーズなフィーリングが乗りやすさを増してくれているようにも感じます。
それとマフラーの重量が約10kg→約6kgとかなり軽くなったことで、クルマの動きも良くなっていることがわかりましたよ。N1タイプの超軽量マフラーを好んで取り付けている方たちの気持ちが良くわかるところですが、ストリート仕様=スポツカーとしては乗リ手の好みや乗り方・走り方に合わせて、管径や管長およびサイレンサーの構造などもよく考えて選んで欲しいと思います。
あらためて排気系チューニングの面白さと難しさを思い知らされた気がしますが、どこまでいっても乗リ手の好みや乗り方・走り方に合わせたチューニング・カスタマイズが重要であることは間違いありませんね。
新たなマフラーを手に入れて、“スポーツカーらしさ”と“元気さ”を増したようです♪[2008.03.08] |
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さらにスポーツカーらしく進化しています!! |
うちの赤いビートのHE゙AT SPORTですが、さらにスポーツカーらしくなりました。
この仕様ならば“街乗り&ツーリングを楽しめるスポーツカー”として納得していただけることと思います。(^O^)/
今までもスポツーカーとしての楽しさを持ち合わせていたつもりですが、今回のチューニング&カスタマイズでは足りなかった部分を補った感じでしょうか。(笑)
サスペンションには「強化スプリング」に組みなおした「無限製/スポーツサスペンション」を取り付けていて、さらに「ウレタンスタビブッシユ」と「マッスルフレームR4」を追加しているんです。
それによってスポーツカーらしい走りのフィーリングを得られるようになったとともに、ステアリングインフォメーションが高まって今までよりもスポーツカーらしくなったばかりか乗りやすくなっていますよ。
特にタイヤのグリップを活かしての滑らかなコーナーリングは気持ちの良いもので、そこそこのバネレート+減衰力の高いダンパーによる安定性は抜群なんです。
それとともに追加した「ウレタンスたびブッシユ」と「マッスルフレームR4」がそれぞれに良い味を出してくれていて、走りの楽しさが大幅に増えていると感じています。
特に「マッスルフレームR4」は私のおすすめなんですが、このパーツのおかげでリヤタイヤから感じられる情報量が多くなりますから、後輪駆動のスポーツカーとしては味わっていただきたい製品ですね。
上の画像は先週末にお馴染みの【峠コース】に走りに行ってきたときのものですが、なんと1年ぶりです。
昨年までは白いビートHE゙AT SPRINTでしばしば走りを楽しみに来ていたのですが、まだ走れない身の上なのでせめて走りの勘を磨くためにもと思って赤いビートで初めて走りに行ってきました。
その赤いビートでの走りとしてはこの【峠コース】に着くまでのワインディングでは気持ち良く走らせることができていて、サスペンションの変更によりタイヤが思いのほか機能してくれているようで安心してコーナーリングを楽しむことができました。
そのタイヤというのは12年前に製造された「ネオバ AD05・06」で、フロントが13インチ(5.5J)・リヤが14インチ(6J)というビートの標準的なサイズですが、高いストレスを与えなければ普通のスポーツラジアルタイヤよりも安心して走れるくらいです。
とはいうものの以前に白いビートで履いていたときには不安を感じたことのあるタイヤで、それが赤いビートではそういう不安もなく楽しめるようになっているのが不思議なんですが、それはスピード等の違いや体感できるものの質や量の違いなのでしょうね。
それは峠やサーキットで走りこむと出てくる“経年変化による悪い面”だと思っていますが、白いビートではそういうものがわかりやすく感じられますから、その怖さも大きくなっているんじゃないかと思っています。(苦笑)
このクルマでのコーナーリングは加重移動してタイヤにちゃんとグリップを与えられたならば何の問題もなくスムーズに曲がっていける様子でしたから、これが最新のタイヤであったならばもっと安心して走りを楽しめることと思います。それが当たり前なんですが・・・。
ステアリングの切り始めからキレイに旋回してくれて、コーナーリング中はロール変化も抑えられてすこぶる安定しており、アクセルを踏んで立ち上がるところでもクルマの状態がわかりやすくなっていますから、安心してスポーツドライビングを楽しめる仕様に仕上がっていると感じますよ。
一緒に走っていた友人からの見解では、そのロール量は上手く抑えられていて安定した姿勢でコーナーリングしていると話してくれましたが、乗っている私からするとロール感はそれほど小さいとは思えませんで好ましくありませんでした。
その原因はボディでもサスペンションでもタイヤでもなく、たぶんシート(座席)のせいだと考えられますが、走りをもっと楽しむためにはステアリングインフォメーションを高めるためにもバケットシートに変えることをおすすめしたいですね。
しかしながら、いつも軽い車重の白いビートに乗っているためなのか、ブレーキング時のブレーキパッドへの負担は予想以上に大きかったらしく【峠コース】に入ってブレーキを多用するとマズイ感じがするようになりました。
取り付けてきたブレーキパッド(白いビートで使っていた中古品)にも問題がなかったとはいえませんが、気持ち良く走らせようと白いビートのようにハードにブレーキを使い始めたところブレーキパッドが焦げるような臭いがしてきて・・・スローダウンです。(汗)
もともとブレーキングが上手い方ではない私ですから、白いビートに比べて重い車重であり、フロントブレーキには大したクーリング効果も与えていませんでしたからハードな走り方には耐えられないとは思っていましたが、このコースへ来るまでの道のりまでが現状の限界だったようです。
せめてフロントブレーキの負担を軽減できるようにとリヤブレーキには「コンパクトアクレ」の新品を取り付けてあったんですが、やはりもっと性能の高いモデル(アクレ製ならば「フォーミュラ700C」くらい?!)でないと期待に添えなかったみたいですね。
今後も今回と同じように【峠コース】に走りに来るのであればフロントブレーキなどを見直さなければなりませんが、どこまで強化すべきかを考えさせられますね。
なぜならばこの赤いビートは私のクルマではなく女房のクルマですから必要以上のチューニング&カスタマイズは避けなければなりませんし、私の都合だけで余計な出費をすると問題がありますし・・・。
現状としては走りを楽しむための性能はスポーツカーとして十分に満足できるレベルになっていますし、街乗りからツーリングまで心おきなく楽しめる仕様になっていますから、今後も“チューニング&カスタマイズの参考資料”として見ていただければと思います。
ただしエアコンは効きませんから、この暑さを気にしなければとても良いスポーツカーに感じていただけると思いますよ。
もしうちの赤いビートに乗ってみたいという方は、ご来店の際に声をかけていただきたいと思います♪ [2012.08.31] |
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