NEWS」でお知らせした記事をスクラップしただけのページです。
まぁ、いわゆる“スクラップ・ブック”という感じですが、これまでの経過をお知らせできるコーナーでもあります。
私の独り言のようなご報告ばかりになりますが、それなりに皆さんに還元できる情報もあると思いますので、暇つぶしのつもりでご覧くだされば幸いです。

記事は、“2004年3月(仮ナンバーを取得して走り出したとき)〜2005年12月まで”の分を掲載しています。
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 ■2004年 3月 9日
 
2005年11月14日の HE゙AT SPRINT!!
サスペンションのテスト・調整のついでに、わずかに車高が上がってしまって、ちょっとだけカッコ良くなったHE゙AT SPRINTなんです?!

つい先日も「YZサーキット」でトレーニングをしてきたのですが、以前に比べてすごく走りやすくなっているものの、本当にこのセッティングで良いのか?!という疑問に当たってしまいました。
そこで現在のバネレート「F:5キロ+R:6キロ」のセットアップから、フロントのみを4キロにテスト的に替えてみることにしました。この仕様も以前に試したことがありますが、私の乗り方や感覚が変わっている?!今となっては試すしかないと感じた次第です。

基本的にはストリート仕様のHE゛AT SPRINTなので、これ以上に硬いスプリングの取り付けは避けたいと考えていましたからフロントのみのバネ交換で試してみることになりましたが、結果的には“問題外”のセッティングでした。
私が現在のバネレート「F:5キロ+R:6キロ」のセットアップに替えてから得られたフィーリングは、私の好みにすごく近いものだと考えています。それを失ってしまうようなセッティングは好ましくないので、このセットアップから変えられるはずが無かったんですが・・・。

サーキットでのタイムの伸び悩みの原因のひとつがもしかしたらセッティングにあるのかもしれないと考えて、ついつい速いクルマを作ろうと考えてしまったことが今回のバネ交換になったのですが、大きな間違いをしていました。それは速いクルマに乗ることが私の目標ではなく、楽しいクルマに乗れることこそが私の目標でありますから、今の仕様が何よりも合っているということになります。
この仕様で速く走らせることが私のトレーニングであり、私の目標なんですから、考えるだけ無駄だったような気がしますね。(笑)
しかしながら、自分のやりたいことを思い出せてよかったと思うと共に、どんな癖のクルマ(崩れすぎたものはダメですが・・・)になろうとも、まずは自分が乗って楽しいクルマでなければスポーツカーとしての価値が無いことにもあらためて気付きました。そういう意味からすれば、今のHE゛AT SPRINTは私にとって“最高のスポーツカー”なんですよね♪

今回のサスペンションのテスト・調整のついでに車高が上がってしまったことを最初にお伝えしましたが、サーキット走行後のメンテナンスということで作業をしている際に、車高が低くてジャッキが入れづらいのを考慮して車高を上げてしまった・・・というわけです。そのおかげでリヤサスペンションのアーム類が少しだけ水平に近づいたので、これはこれで良かったと思うところです。
さらに以前から気になっていたハブボルトが短かったことも、新しくラインナップした「ロングハブボルト」に交換することで解消しています。今までは10mm以下だったネジの噛み合いが20mm程度に増大していますから、安心してタイヤホイールの脱着が出来るようになりました。こうした進化もうれしいものですよね。

HE゙AT DRIVERとして目指しているのは、皆さんにとっての“最高のスポーツカー”を作ることへのお手伝いだと考えていますから、速いだけのクルマではなく、楽しくスポーツドライビングできるクルマ作りを応援しています。そのためには、まずは自分のクルマであるHE゛AT SPRINTが私にとっての“最高のスポーツカー”でなければならないわけですが、まずはそれがクリアされていることこそが大切なことのような気がしています。[2005.11.14]
2005年10月29日の HE゙AT SPRINT!!
昨日はお馴染みの「YZサーキット」に走りに行ってきたわけなんですが、ラップタイムはさておき(いちおう更新していますが)、『走りの味』の方は文句のつけようが無いほど?!走りやすく仕上がっています。
正しく表現するならば、さらに私の好みのクルマに近づいたということなんですが、それでも誰が乗っても“痛快な面白さ”を感じていただけることと思いますよ。

このところのメンテナンスでHE゛AT SPRINTのフィーリングが大きく変わった=進化(深化)したように感じていますが、今回はそれを報告させていただくことにします。
それにしても、こんなに走りやすく仕上がっているんだから、それを活かしきれるドライビングをしなくては意味がありません。そのためには、さらなるドライバー(自身)のチューニングが必要不可欠なんですが・・・!!

●ROM
以前からスパークプラグの焼けすぎが気になっていましたので、それを改善しつつも、よりフィーリングの良いECUチューンを考えていたところに出会ったのがKEISPEEDさんでした。早速に作ってくれたのがHE゛AT SPRINT専用ROMの「PRO ver.1」で、このクルマの吸排気チューニングの状態に合わせてセッティングしていただいたものなのです。
このROMを取り付けて走った感想は、これまで使っていたSHOPチューンROMに比べると明らかに“パワフル&トルクフル”で、ROMチューンのりすごさを感じさせるものでした。嬉しいのは5000〜6000回転からの加速感で、路面を蹴り飛ばすように感じさせる要因KひとつがこのROMであることは間違いありません。もちろん、トップエンドまで気持ちよく吹き上がりますが、何よりも軽いボディがさらに軽く感じるフィーリングは“絶品”だと思います。

現在使用しているマフラーは私の手作り品(本溶接は溶接のプロにお任せしましたが、作ったのは私です)なんですが、以前に取り付けてあったマフラーよりも明らかに抜けすぎていて、それを抑制するためにマフラーエンドに「排気抑制管」なる内径を小さくした管を付けていたのですが・・・「PRO ver.1」では、それが必要ないことがわかりました。
きっかけは新たに作っていただいた「PRO ver.2」だったのですが、その乗り味をテストした際に気付いたことを思い出して考えてみてわかりました。「PRO ver.1」の本当のパワーを引き出すためには、前から取り付けてあった「排気抑制管」が妨げになっていたんです。
それを取り外してからのエンジンフィーリングはさらに良くなって、先にお伝えしたように“軽いボディがさらに軽く感じられる”ほどの心地良い感覚で、面白しさや楽しさが爆発しそうなほどです。まるで、封印を解いたようなイメージですね。
これほどまでに、私の乗り方に合っていると感じさせるフィーリングなんですが、それを活かすのはまだまだこれからですから楽しみがたくさんあります。

●サスペンション
ハイグリップタイヤ(F:ネオバ+R:RE01)を履いて走っていると、そのグリップをもっと活かす(活かしやすくする)ことはできないものかと考えていたのですが、今回はバネレートを前後とも1キロづつ増やしてみました。
HE゛AT SPRINTとして誕生する際(1年前)にバネレートを何キロに設定すべきなのかを私なりに考えてみて、それで街乗りから峠までを難なくフォローできるように「F:4キロ+R:5キロ」でセットアップしてあったのですが、その際にテストしてみたバネレートの中で最も私好みの印象だったのが今回の「F:5キロ+R:6キロ」のセットアップだったのです。しかしながら、そのバネの硬さゆえにストリートでの扱いやすさを優先して「F:4キロ+R:5キロ」を選んだのですが、現状のタイヤサイズでは問題なくなってしまっていた?!というわけです。

「F:5キロ+R:6キロ」に変えてみたばかりのときは、正直なところ後悔した部分もありましたが、少し走りこんでダンパーを調整してみると・・・なんと走りやすいセットアップで、以前に試したときに感じた印象を超える良いフィーリングに落ち着きました。そのセッティングでサーキットを走ったわけなんですが、今までとは比べ物にならないほどに曲がりやすいんです。これは乗り方にもよるのでしょうが、私にとっては“操れるクルマ”に大きく近づいたようなイメージです。
たった1キロのバネレートUPがこれほどまでにドライビングフィールを変化させるとは考えていなかったのですが、1年前よりも剛性アップしているボディと、サーキットで学んだドライビングスタイルの進化?!が、そう感じさせたのだと考えています。
それにしても、こんなにコントロールしやすいクルマだったんだろうか?!と考えさせられるほどに、さらに運動性能が増したように感じさせるセットアップになっています。

●その他
ステアリング位置を少しだけ近づけるために、「ステアリングボス延長スペーサー/40mm」を取り付けました。その前には25mmのスペーサーを使っていましたので実質的には15mm延長しただけで大した数字じゃないと思っていたんですが、かなり大きな違和感がありますね。意外に驚きました。
今回は峠やサーキットでのドライビングを考慮して変更したのですが、予想通りに乗りやすくなりました。もともとサーキットなんかを走るつもりで作ったクルマではなかったので“ややツアラー的なポジション”にして作ってあったのですが、現状の使い勝手に合わせてもう少しドライビングポジションを調整した方が良いと考えています。

クーリング性能UPの必要性を感じさせたこの夏だったのですが、そこで試したのがこのお手軽な方法です。「ラジエター/追加シュラウド」は単純にラジエターに入ってくる風量を増やそうと試みたものなんですが、これが大当たりしました。どうやらフロントバンパーとの相性から考えると、こうしたシュラウドが必要だったようです。この加工をしてからはラジエターの容量をアップしたように、水温管理が楽になりました。
あわせて同じように「オイルクーラー/導風板」を取り付けたことで油温管理も楽になり、どちらも私の想像を超えた威力を発揮しています。特にオイルクーラーに取り付けたものは風の向きを変えただけの簡単なものなんですが、ちゃんとしたシュラウドを作れば夏のサーキット走行を乗り切るのも可能だと思えてきました。
昨日のサーキット走行での水温・油温のMAX値はそれぞれ“80℃・120℃(気温20℃程度)”でしたが、ミニサーキットを20分間ほど走りっぱなし時でのチェックなので、気温が下がったこの頃とはいえ悪くない数値だと思います。

ついでに作ったのが「エンジンルーム仕切板」なんですが、トランクルームの仕切り板が無いHE゛AT SPRINTは以前からここに風が溜まるのではという心配があったので、プラダンボールで作ってみました。その効果は定かではありませんが、出来上がった様子を見る限りでは、空力面でもエンジンまわりの冷却面でもかなり期待できそうですよ。


HE゛AT SPRINTは確実に進化し続けておりまして、私の好むスポーツカーにどんどん近づいています。それが速いクルマかどうかはわかりませんが、乗って楽しいクルマであることは自信を持って言えることなので、もし機会があってこのクルマに乗っていただいた際には“覚悟して楽しんで欲しい?!”と思っています♪
決して期待を裏切らないクルマですが、もしかしたら違う意味でガッカリさせてしまうこともあるようなので、あらかじめご了承いただきたいと思う次第です。(笑)

納得できるレベルのクルマに仕上がったので、そろそろ“赤いライン”を貼り付けようかな?![2005.10.29]
2005年9月27日の HE゙AT SPRINT!!
久しぶりに「YZサーキット」に行って走ってきました。この前走りに行ったのは7月中旬でしたから、2ヶ月近く本格的に走っていませんでした。
8月にも何度かチャンスがあったのですが、天気の都合でことごとく延期になっていますので、本当に久しぶりなサーキット走行です。

やっぱり、サーキットでの全開走行は楽しいです。ついつい走ることだけを楽しんでしまいますね。
クルマも気持ちよく動いてくれて、ドライバーと共に調子は良いです。それなのに、ラップタイムを見ると期待を裏切るかのようにぜんぜん速くなっていません。体感的にはすごく速く走れるようになった気がするんですが・・・、なぜなんでしょうねぇ?!

日記でも紹介していますが、KEISPEEDさんに作っていただいた“このクルマ専用のチューニングROM”のおかげで、気持ちよく拭け上がり加速していきます。こんなにエンジンのフィーリングがすごく良いにもかかわらずタイムアップできないのは、単純にドライバーである私の技術的な問題?!と言わざるをえませんねぇ。もっともっと走りこんで、さらにタイムアップできるように走りに進化させなければ・・・。

つい先日取り付けたラジエターの「追加シュラウド」のおかげで、水温・油温ともに安定した数値を示していました。以前に比べて涼しくなったのも原因のひとつだと思いますし、小さいながらも「空冷式オイルクーラー」を取り付けたこともプラスになっていることと思いますが、この「追加シュラウド」の効果は侮れません。
フロントバンパーから入ってくる空気を集めてまでラジエター冷却に効果があるのか?!・・・なんて考えていたのですが、開口部が小さい現状のフロントバンパーなので、ボンネット内の導風が大きな効果を発揮させたようです。
今日の走行では油温は120℃を超えることもありましたが、水温は終始90℃程度でキープできていました。クーリング走行時にはあっという間に80℃以下に下げられましたので、これならば安心してアクセルを踏んでいけます。これで「水冷式オイルクーラー」+「コア増しラジエター」があったならば、次の夏は“万全の体制”で走れそうですね♪

このように、HE゛AT SPRINTはさらに進化して“より楽しいスポーツカー”に仕上がりつつありますが、それを操るドライバー=私自身に問題があるようです。
クルマの性能をさらに上げることも悪いことではないですが、より性能の高いパーツに助けられることよりも、そのクルマの持っている性能をできる限り引き出して乗りたいというのが私の本心なので、もっともっと努力して上手に乗れるようにしなければなりませんねぇ・・・。[2005.09.05]
2005年8月25日の HE゙AT SPRINT!!
つい先日のメンテナンスで、「デスビベンチレーター」の負圧の取出しを“エアクリーナーケースに穴あけするタイプ”に変更するためにエアクリーナーカバーを取り外したところ、思っていた以上にオイル等が溜まっていました。
考えてみればサーキットなどでエンジンをガンガン回しているのですから当然のことなんですが・・・ちょっとショックでしたね。

それで「オイルキャッチタンク」を取り付けることにしたわけですが、取り付ける製品には自分用に残しておいたオリジナルの「オイルキャッチタンク」を使うつもりだったのですが、良く考えればHE゛AT SPORTにとっても必要不可欠なものなのでそれを譲ることにして、今回はHE゛AT SPRINT専用のものを製作することにしました。

出来上がったのがこの画像で、直径60.5mm×長さ120mmのパイプを基にして、小型のキャッチタンクを作りました。オーバークオリティ?!とも考えられるほど丈夫そうな製品ですが、取付け位置やその支持方法から“振動で壊れない”ほどの剛性を持たせています。
本体重量も軽くはありませんが、取付け位置が極めて低いことから運動性能に影響することは全くないものと思いますし、丈夫な本体なのでちょっとやそっとでは壊れることはないでしょう!!

タンク容量が小さいので、こまめにオイル等を抜かなければなりません(レベルゲージはありません)が、こうしたメンテナンスを考慮して意図して低い位置に取付け、さらにドレンボルトも簡単に脱着できるようにしました。
今回の「オイルキャッチタンク」の取付け位置は、リヤサスペンションのラジアスアーム(左側)の取付けボルトを利用して共締めしていますが、ちょうど逆側(右側)には同じようにして「オイルクーラー」が取り付けられています。これで私が必要と考える“エンジン周辺のチューニングパーツ”がそろったと思いますので、今後のメンテナンスが少し楽になるかもしれませんね。そのうえ、さらにエンジンの調子も良くなることでしょう!!

ラジエタートラブルや天候不良などで、このところ出番が少なくなってしまったHE゛AT SPRINTですが、絶好のオープンカーの季節である秋に向けて、再び元気に走り出しますよ〜!![2005.08.25]
2005年8月6日の HE゙AT SPRINT!!
先月のサーキット走行では、自分の注意力の不足から“ラジエターのトラブル“を2度も起こしてしまって、なんともショックでした。
その対策として、ちょっぴり進化しています。

その原因のひとつが“クーリング能力の不足”なんですが、まずはそれを少しでも補うために「オイルクーラー」を取り付けてみました。クーラーユニットはオートバイ/カワサキZ400GP用のもので、かなり小型なのでわずかしか期待できませんが、目標を油温10℃低下として取り付けてみました。
一般道でのテスト走行ではそこそこの効果で予想通りなんですが、肝心のサーキット走行ではどんな結果がでるのか楽しみなところです。

もうひとつの原因が“追加メーター(水温計・油温計)の見難さ”で、もともとメンテナンス用に取り付けていたメーター位置だったので、ハードに走行しながらでの視認性は悪くて当然でした。そこで追加メーターを、画像のように少しだけ見やすい位置に移動させてみました。
要はメーターパネル(ステー)にゲタを履かせただけなんですが、センターメーターにしていたときのステーを作り直したもので高さが12cmほどしか上げられませんでしたが、今まで以上には見やすくなっています。また降雨時には雨がかかりにくい位置になりましたので、別の意味でもちょっと安心です。

いろいろと考えてみますと“ラジエターの容量アップ”や“オイルクーラーの大型化or水冷化”が必要だと思うのですが、当面は予算の都合もありますから、現状の仕様で様子を見たいと思っています。
しかしながら、夏場でも必要十分なクーリング能力を手に入れるためには、やはりラジエターを大型化しなければならない?!とも思っていますので、その計画も進めていくことにします。今のところの候補としては、ビート用を加工して使用するよりは「シビック(EK4・EK9)用/アルミ2層タイプ」を購入した方が安いので、それを加工して取り付けようかと考えています。
さて、どうなることやら・・・。 [2005.08.06]
2005年7月1日の HE゙AT SPRINT!!
発端は“前後14インチホイールに戻したい!!”という私のワガママから始まったのですが、新しいホイールを注文したものの1週間ほど納期がかかると知らされたので、この時間を活かして『足まわりのメンテナンス』をしておこうと考えたのです。

そこで、以前からやらなければと思っていたサスペンションアームのブッシュ交換をしようと思いたったわけです。ブッシュは既に手に入れてありましたので1日あれば終わるはずだったのですが、いざロアアーム等を取り外していくと・・・・・やりたかった補強加工をするならば今しかない?!と考えて、面等を承知の上で「単なるブッシュ交換」「サスペンションアームの強化+リフレッシュ」と相成ってしまいました。

●今回行なったメンテナンスは次のとおりです。

@タイヤ・ホイールの交換
純正と同じ「前:13インチ・後:14インチ」の軽い?!フィーリングに大きな魅力を感じて替えてみたものの、自分の好むフィーリングとは違った部分に悩まされて、このセットアップからわかったことが多くあったものの、やはり自分好みの「前後14インチ」に戻すことにしました。
ホイールは選択幅が一気に広がって選びやすいのですが、第一に予算があまりなかったので、“価格”と“デザイン”と“重さ”にポイントを絞って探した結果「ブラックレーシング PRO N1」に決めました。価格としては“高くても50,000円以内”ということが前提で、デザインは5本または6本のスポークの“掃除しやすい”もので、ホイール1本あたりの重さとしては“そこそこに軽く”という曖昧な基準だったのですが、すべてクリアしています。ちなみに重量は5.2kg/1本です。
タイヤは先に手に入れていたリヤ用の「RE01 175/60-14」がありましたので、それに合わせたフロント用として「ネオバ 165/55-14」となり、必然的?!にセットアップが決まりました。

Aフロントまわりのリベット追加打ち
数ヶ月前に気付いたのですが、よく見るとフロントフレームの下側にリベットが打ってありませんでした(忘れていた)ので、今回はそれを追加したわけです。結果的にはロアアームを外したことで作業しやすかったのですが、もしロアアームが取り付けたままだとリベット打ちができない箇所がいくつかありましたので、運が良かったともいえます。
さらに“ゆがみ”や“ねじれ”に対しての耐性を上げられたと思いますが、体感的には変わらないことでしょう。

Bサスペンションアームの強化加工とリフレッシュ
今回の作業の“メインイベント”となってしまったのが、「サスペンションアームの補強加工」です。アームと同じ板厚2.3mmのスチール材を用意して、あらかじめ作っておいた型紙にあわせてジグソーカットして、それを現物合わせで微妙に整えてから溶接するという手間のかかる補強加工なんです。さらに溶接するわけなので塗装が壊れますから、塗装し直さなければなりません。このあたりの作業が実は最も面倒なんですよね。
加工前にブッシュを抜いてあったので、塗装完了後に新しいブッシュを入れて組み付けますが、いったんアーム類を取り外すということはアライメントが結構ズレてしまいますから、必ず再調整が必要になります。そのために、いつものホンダプリモさんにお願いして、前後のトー調整をしていただきました。

Cリヤビーム補強フレームの装着
サスペンションを支える部分はすべて強化してあるつもりだったHE゛AT SPRINTですが、唯一の“アキレス腱”だったのが今回補強の対象となった部分です。ノーマルのリヤビーム(サブフレーム)が必ずしも必要以上の剛性を持っていませんから、定番ともいえる補強フレームを取り付けることにしたのです。某ホンダプリモさんの商品としても知られていますが、『ビート専科 vol.2』に載っているツインカムさんのデモカーにも装着されているように、レースカーやチューニングカーには必要不可欠なパーツですからね。
必要な補強レベルを考慮しても、今回製品化した「マッスルフレームR4」で十分以上の成果が発揮できること思いますから、走り屋の方にはぜひとも装着をおすすめいたします。

Dリヤコントロールアームのベアリング交換
お手軽に装着できるように“ロープライス”の「リヤコントロールアーム」を販売して、それがHE゛AT SPRINTにも取り付けてあったのですが、あくまでも“入門レベル”としてコストを極力抑えて製作していましたのでハードな走りを続けていくと少なからず不安が出てくるんです。それを解消するためには、使用しているベアリングの仕様を変更するしかありません。そこでレーシングカーにも使用されるベアリングである『ミネベア製スリーピースタイプ』が理想的なのですが、ベアリングだけで30,000円以上もする高価なものですから、いくら精度や耐久性が高いからとはいえ製品への採用は躊躇していました。
しかしながら、私と同じようにハードな走りを好まれる方に“赤字状態の特別価格”で『ミネベア製スリーピースタイプ』を使用していただいたところ非常に喜んでいただけましたので、このベアリングを採用しての製品化を決定した次第です。さらに、その製品を自分の手で確かめるためにも、HE゛AT SPRINTに組み込んだというわけです。


今回の大幅な『足まわりの“強化&リフレッシュ”』で、私の考えていたHE゛AT SPRINTの足まわりがやっと出来上がりました。これで新しく取り付けられた“ハイグリップタイヤ”を活かせるクルマに仕上がったと思いますが、あとは私のドライビング技術の問題ですねぇ。もっともっと精進しなければなりません。 [2005.07.01]
2005年6月30日の HE゙AT SPRINT!!
またまた深化=進化してしまったHE゙AT SPRINTですが、今回の劇的ともいえる変化に伴って名前も進化させてみました。
名付けて HE゛AT SPRINT なんてどうでしょう?!

クルマを見るとホイールサイズが大きくなって“よりたくましく”見えてしまうのは私だけでしょうか。白いボディに白いホイールになりましたから、今までとはイメージが大きく異なって見えますが、それ以上に走りが冴えているんですよ。

ほんの少しだけなんですが夜の街を走った印象としては、ボディ全体の剛性がさらにアップしたようなイメージで、今まで以上にしっかりとした走りを楽しめるようになっていると思います。少しわかりやすく言うならば、クルマの動きがつかみやすくなって、コントロールしやすくなった感じがします。
特に剛性が上がったと感じたのはリヤまわりで、「マッスルフレームR4」と「補強加工したサスペンションアーム」の相乗効果が大きく効いているように思えました。今回のメンテナンスでは「リヤコントロールアーム」のベアリングも強化していますので、よりリニアなレスポンスを感じられるようになったのかも知れません。

それにしても、タイヤの変化は思った以上に大きいように感じますね。足回りのさらなる剛性アップにより性能アップしている部分も多々あるとは思いますが、タイヤから受ける印象が結構大きかったのが気になりました。
強引にステアリングを切っても、ブレーキングを残してのターンインを試みても難なくこなしてしまったり、フルブレーキングに近い状態を作ってもしっかりと路面をグリップしているのには、ちょっと驚きました。
これならば、今まで以上の走りができることは間違いありませんし、かなり高いレベルまで上がれそうな予感さえします。次(梅雨明け後?!)のサーキット走行が楽しみです。

久々にHE゛AT SPRINTをドライビングして思ったのは、どんどん角が取れていく感覚で、より乗りやすくなっているように感じます。今回、前後のトー調整のために乗っていただいたホンダプリモの工場長さんにも、乗るたびにセッティングが煮詰められている印象があり走りやすくなっているよう・・・と言っていただけたので、余計に嬉しくなっちゃいますね。以前の暴力的な印象がなくなったわけではなく、それを上手くコントロールできるようなクルマに仕上がりつつあるという感じでしょうか。それでも、乗り手を選ぶクルマであることに変わりませんが?!

今回のメンテナンスを終えたことで、現在このクルマに使っているゴム製品の9割以上が新しい部品に交換されたことになります。ホンのわずかながら一部(ラジエターホースの一部とリヤナックルに打ち込まれたブッシュのみ)に製造時のパーツを使っていますが、それ以外はすべて新しくなっていますから安心です。ゴム部品は経年劣化が思ったよりも著しいので、機会があれば交換しておきたいものですよね。

近日中には“赤いライン”も復活させようと思っていますので、さらに進化?!しそうです。[2005.06.30]
2005年5月23日の HE゙AT SPRINT!!
今まで“センターメーター”として取り付けられていたコンビネーションメーターを元の位置であるステアリングの前に移動しました。
センターメーターにしているとメーターが見づらく、ウインカーさえも出したままになる(インジケーターが見えないと気付かないことがありますからね)ことが多々ありましたので、何とかしたいと思っていました。

走りに関係するタコメーターだけは本来コンビネーションメーターがあった位置に取り付けて、スポーツドライビングに支障の無いようにしていたのですが、より見やすいメーターということで左の画像のようにしたんです。この画像は、私の目線から見た状態です。

もともとはHE゛AT SPRINTを作り始めた際にはプランとしてあったものなんですが、使い勝手よりも“見栄え”を私なりに優先した結果がセンターメーターだったんです。しかしながら実用性という意味では、全く機能するものではありませんね。やはりメーターは視線を大きく動かさなくても良い位置にあって欲しいものですし、スピードメーターなんて見なくてもいいと思いながらも違反しない運転・迷惑をかけない運転には必要な情報ですから、常に見える位置にあるというのは嬉しいものだと思います。

こうなると、水温計・油温計の取付け位置も変えられるのですが、常時見ていなければならないものではありませんから、これはそのままでも良いかな?!なんて思っています。気が向いたら移動することも考えるとしましょう。

さらに計画中なのが「風防スクリーン」の追加で、メーターの直前あたりにオートバイのミニカウリングのような風防を取り付けられれば、より快適なドライビングができるのでは・・・と考えているんです。
今後はそれも考慮してドライビングを楽しみたいと思っています。[2005.05.23]

実際に使用してみると、街中でもサーキットでもその使い勝手は抜群で“活かせるメーター”になりました。特にタコメーターの針が見やすくなって、ギリギリの回転数まで容易に使えるようになりました。[2005.05.26]
2005年5月14日の HE゙AT SPRINT!!
勢いに任せて?!とうとう「タイヤ・ホイール」を替えてしまいました。
前々から“フロント13インチ・リヤ14インチ”を組んでみたかったのですが、なかなか安価で手に入れられるホイールがなく、デザインと価格で前後14インチを履いていたのですが、とうとうやりました。

ホイールは輸入物の「BORBET typeCF」というもので、サイズはフロント用が5.5J−13、リヤ用が6.0J−14で、ともにオフセット38mmです。
デザインは乗用車的で好みが分かれるところだと思いますが、私としては“速さ”を感じさせないデザインが気に入っています。
サイズはビートには理想的だと思いますが、このサイズが最近は探しても揃わないんですよね。リヤ用の6.0J−14はいろんな種類が選べるのですが、フロント用の5.5J−13はエンケイでさえも作っていません。あるとすれば「ボルク TE37」か、いまだに人気のあるモデル「ワタナベ エイトスポーク」や「ハヤシレーシング」や「パナ フォーミュラワン」くらいでしょう。そういう意味では今回選んだ「BORBET」は珍しいところです。
デザインはともかく、これで軽かったら申し分なかったのですが、ホイール重量が半端でなく重いんです。なんとフロント用が6.6kg!!で、リヤ用が7.4kg!!・・・とノーマルのスチールホイールを超える重さなのが致命傷!?です。とはいうものの、ホイールが見つからなかったならば、スチールホイールでも良いと考えていたような人間ですから、このくらいのことでは問題なしとしましょう。
考えてみれば、丈夫なアルミホイールであり、クーリング効果も期待できますからねぇ。

タイヤは前後とも「TOYO トランピオ」で、フロント用が「ギューン」の165/60−13で、リヤ用が「ヴィモード」の175/60−14を選びました。今まで履いていた「GV」に近い性能があればよいと考えてこのタイヤにしたのですが、価格的にもかなりお手ごろです。本当は前後とも「ヴィモード」を狙っていたのですが、フロント用のサイズが「ヴィモード」では無く、旧モデルの「ギューン」になってしまったという訳なんです。
このタイヤはいろいろな方に聞きますと、コストパフォーマンスに優れたタイヤであり、「GV」に匹敵するのでは?!・・・という声もありましたので、このタイヤを味わってみようと考えました。サーキットでどのくらい踏ん張ってくれるかが楽しみです。

ちなみに「タイヤ・ホイール」を組んだ状態での重さは、フロント用が12.6kg!!で、リヤ用が14.2kg!!でした。ちなみに同じサイズのタイヤを組んだ「ボルク TE37」ではフロント用が9.5kg!!で、リヤ用が11.0kg!!だったらしいので、いかにボルクのホイールが軽いかがわかりますねぇ。

この「タイヤ・ホイール」の重さがどのくらいドライビングに影響するかわかりませんが、タイヤサイズを大きく変えていますからそちら側のメリットを活かして、よりシャープな走りを目指したいと思います。明日以降のドライビングでハッキリすることでしょう。とっても楽しみです。[2005.05.14]
2005年4月25日の HE゙AT SPRINT!!
このところYZサーキットなどにてドライバーのチューンナップに力を注いでいる私ですが、クルマの方も目立たない部分ですがちゃんと進化しているんですよ。
今回は、それを紹介いたします。

元々はお客さまのこだわりから引き受けたマキシムワークス製のエキゾーストマニホールドの内部研削チューニングなのですが、あまりにもそのお客さまのインプレッションが良かったので私のクルマにも施すことにしました。
内容としては集合部分の内側の排気抵抗となる部分をスムージングすることだったのですが、合わせてシリンダヘッドとの接合部分の内側の少しだけスムージングしてあります。それまでやると気になるのがシリンダヘッド側の状態で、ガスケットを当ててみるとわかるのですが、かなり大きな面積が足りていません。要するに、ガスケットの内径よりも排気口の方が明らかに小さいのです。そこでこの段差もエアリューターで取り除いてから、先のとおり加工したエキゾーストマニホールドを組みつけてあります。

既に「キャタライザーチューン」を施した純正触媒に「スポーツマフラーコネクタ」をセットして取り付けてあったのですが、今回お世話になっているマフラー屋さんより新しい「メタル触媒/本体」が手に入ったとのことで、それをテスト的に試してみることにしました。
私の要望がストリートからサーキットまで使うことのできるパフォーマンスを有する=“耐久性重視”ということだけあって、今回いただいた触媒は外径こそわずかに小さいものの長さは1.5倍以上あって大きく、さらにかなり重い(約2kg)のです。それで「スポーツキャタライザー」を試作してみて、私のクルマに取り付けてみました。
試作=私専用ということで少しいい加減に作ったのが裏目に出て、かなり取付で苦労しました。特に触媒自体が長くなったことによる弊害が大きく、排気温センサーのコードが届くようにするには工夫が必要ですね。それとともに固定用のステーが通常の位置に取り付けられませんでしたので、ちょっぴり手抜きして5mm板を加工して製品に真っ直ぐに溶接したのですが、このために出来上がった製品が溶接熱で反り返ってしまい、マフラーの取り付け位置で5mmほど上がってしまいエンジンとのクリアランスが1mm程度しかなくなってしまったので、急遽「ヒートブロックバンテージ」を巻いて対応した次第です。

マフラーを含めた取り付け調整が必要になりましたが、なんとか工夫して取り付けられました。エンジンをかけてみたところ「スポーツキャタライザー」を取り付ける前とほとんど変わらないフィーリングで、ちょっと残念な感じです。もっと軽い吹き上がりを想像していたのですが、ちょっと甘かったですね。
逆に言うならば「キャタライザーチューン」を施した純正触媒に「スポーツマフラーコネクタ」でも十分に良いフィーリングということなんですが、細かい部分での差は走って確かめてみようと思います。

インプレッション
高回転域でのレスポンスアップを期待していたのですが、感じられるほどの変化(私の記憶が曖昧かも?!)はありません。それよりも低・中回転域でのピックアップが気持ち良いほどにスムーズで、ものすごくフィーリングが向上しています。この変化はエキゾーストマニホールドまわりのチューニングによるものと感じますが、すこぶる乗りやすくなりました。以前でもトルクの谷が消えていて乗りやすかったのですが、それがバージョンアップしており、これほど気持ちよくなるのか?!と思えるくらいのフィーリングアップです。

残念ながらサーキット走行ではそれらを走りに上手く活かせていない(高回転ばかりなので・・・)かもしれませんが、取り付けてから1週間以上たちますが、現在はさらにフィーリングが良くなった感じがあり、うそのようにスムーズで乗りやすいエンジンと化しています。街乗りからワインデング程度を考えたときには、これほどのエンジンフィーリングの良さは“面白い”以外の形容詞はないでしようねぇ。
それとともに、HE゛AT SPRINTの軽さをビンビンと感じられるようになりました。私にとっては、たかがエンジンフィーリングだったのですが、すごくパワフルな印象が芽生えてしまって嬉しいばかりです。こんなチューニング(詳細はお問い合わせください)も承りますので、いつでもご相談していただければ結構です。
ますます面白くなったHE゛AT SPRINTですが、まだまだ進化は止まりませんよ!!?[2005.04.25]
2005年3月19日の HE゙AT SPRINT!!
このたびHE゛AT SPRINTのマフラーを自分の手で作りました。
早速に新しいマフラーの取り付けが出来上がって、リヤまわりのスタイリングが変わっております。今までの方が良かった!?と思う方も少なくないとは思いますが、シンプルなスタイリングこそが私の好みなので、どうぞこのスタイルに慣れていただきたいと思います。
この後姿を見つけましたならば、いつでもお気軽に声をかけてください。

日記のコーナーで既にご紹介していますが、このマフラーはステンレス材を使って作った私の「オリジナル品」です。さすがに溶接したのは私ではありませんが、それ以外のことを自分の手ですべてやって作りました。(^_^)
当然のことながら形やサイズを決めて、そのとおりにマフラー作っていくのは簡単なことではなく、それなりにいくつかの失敗もありましたが、なんとか私の希望に沿ったマフラーを作ることができました。ちなみにこのマフラーの重量は6kgで、そこそこの重さ(軽さ)に仕上げることができたと思っています。

エキゾースト・サウンドは私に似合って?!かなり“ジェントル”な感じです。音量は抑えられて予想以上に静かで、アクセルを開けても爆音化することはありません。これならば早朝・深夜の外出の際でもまったくご近所さんにご迷惑をおかけすることなくエンジンをかけられるとともに、深夜の峠等でのスポーツ・ドライビングにおいてもまわりへのご迷惑を最小限にすることができますので、大きなサイレンサーを使った甲斐がありました。
音質の方はスポーツカーらしくない?!と言えないことはないのですが、以前よりも低く乾いた感じとなっていますから、私としてはこれで十分に満足です。ちょっと寂しいのは“荒々しさ”みたいなものが感じられない音になったことですが、こういうのも悪くないと思っています。

走ったフィーリングとしては、予想通りに以前のマフラーよりもヌケが良くなった感じがします。特に中・高回転側では軽くなったフィーリングを受けたのですが、音質が変わったことによる錯覚かもしれませんので、今後じっくりと様子をみていくことにします。
明日は『三河湾スカイライン』にて定期オフ会がありますので、それに参加するついでにマフラー交換によるフィーリングの違いを味わってこようと思っています。

ちなみに今回のマフラー製作に費やした金額は60,000円近くなりましたが、当初の私の計画を10,000円ほど上回ってしまいました。自分で作ってこれですから、マフラーを特注すると100,000円程度はかかると言われることがわかるような気がします。ただし理解できても、依頼はできませんが・・・。
ワンオフ製品には“お金には代えられないもの”がありますから、それはそれで仕方のないことですよねぇ。

ともあれ無事にマフラーが取り付けられて、お気に入りの後姿になったことは嬉しいものです。
これで、さらにエンジンまわりのクーリング効果が上がっていることでしょうから、夏の熱害対策としても有効かもしれません!?・・・よね。 [2004.03.19]
2005年2月27日の HE゙AT SPRINT!!
先日完成?!したフロントまわりを紹介いたします。
左の画像がそれで、以前の仕様と比べるとわずかながらにラジエターが左側にオフセットされて、結果的にわずかながらの“重量配分の適正化”が図られております。
それを実現させたのは新しく設計・製作した「ラジエターフレーム」のおかげなんですが、もともと取り付けてあった純正加工ロアフレームを、以前の2倍以上?!の強度を有するようなフレームに作り変えたことで、大幅な剛性アップを実現できたことになります。

ここまできて、さらに剛性アップ!?なんて思われる方ばかりだと思いますが、ラジエターの取り付け位置の関係でフロント剛性アップに欠かせない「マッスルフレームF1」が取り付けできずにいたために、ほんの少しなんですが緩いと感じる部分がありまして、それを改善するため(自分の感覚が正しかったことを証明するため?!)に企画していたんです。
そのフレームが右の画像で、Φ32mmパイプとΦ25mmパイプを5mm板で連結したもので、何よりも“ねじれ”に対する強度を最大限に考慮して作りました。
さらに、前々から気になっていたジャッキアップポイントにかかるストレスをも分散できるように、その加重さえもこのフレームで受け止められるようになっています。要するに、走行性能を改善・向上させるだけでなく、メンテナンスによるダメージも考慮した“スペシャルフレーム”であるというわけです。
ついでにラジエターを支えるステーも溶接して取り付けていますから、ラジエターの固定もさらに良い状態で固定できるようになりました。

【インプレッション】
走り出して最初に感じたことは、ありきたりながらステアリングが重くなったことでしたが、最初のコーナー(交差点)を曲がったときにあまりのクイックな回頭性に驚きました。AZ-1をはるかに超えて、まるで昔乗っていた“足を固めた『MR2(AW)』”のようです。私が望んでいたフィーリングに近いのですが、あまりにもインパクトが強すぎたので“やりすぎか!?”と感じたほどです。
その後スグに高速走行に入ったのですが、レスポンスの良すぎるフロントまわりのせいで安心してアクセルを踏み込むことができずにいましたが、少しづつ慣れてきてなんとか動きがわかる=理解できる?!ようになり、これならばダンパー調整だけでちゃんと乗れるようになると確信しました。
ダンパー調整後はしっくりと馴染んで、本当の意味での好みのフィーリングが得られたのではないかと思っています。しかしながら、まだまだ走りこんだわけではないので油断はできない状態だと思います。それでも、このセットアップは私にとっては(ある種のドライバーにとっては)麻薬のようなフィーリングといっても良いのでは・・・?!!なんて大げさに思っています。(^_^)

一般路から高速道路等での走行まで、すべてのドライビングに安定感と安心感を与えてくれているのがお馴染みの「ビートスクランダー」なんですが、今回さらに「フロントアンダーカバー」にも小さなスポイラーを取り付けて、空力の前後バランスを取ってみました。
効果は抜群で、もう少しフロント側にダウンフォースが効いていても良いかなというレベルにもかかわらず、以前に横風を受けたときに起こった嫌な浮き上がり症状もなく、すこぶる快調にドライビングを楽しむことができます。なんと、こんな空力とは無縁のクルマにもかかわらず、5速/7000rpm以上の速度域でも片手運転ができるほどの安定性を発揮しています。
まったくもって、嬉しいほどのクルマになっております。(^O^) [2004.02.27]
2005年2月14日の HE゙AT SPRINT!!
またまた、ちょっと大掛かりなメンテナンスをやっております。
今回のメンテナンスでは、ラジエターを固定していた上下フレームを作り直すことと、シートの加工・張替えおよび内装の仕上げに取り組んでいます。

【ラジエターフレームの製作】
今まではラジエターを固定していたフレームは純正品を加工して作ったものを利用していましたが、前々からもう少し丈夫なフレーム(さらなるフロント剛性)が欲しかったので、今回作り直すこととしました。
ラジエターの搭載位置は今までとほとんど変わりませんので設計は比較的簡単なハズだったのですが、下側フレームだけでフロント剛性を増せるようにしたかったために、結構凝ったものになっています。きっと費用もかかります!? (汗)
2〜3日中は出来上がってくると思いますので、フィッテングを確認した後に次の工程(さらに溶接箇所があるので)に進み、それが出来上がり次第に仕組み込みたいと思っています。それによって自分好みのフィーリングにさらに近づくことを願っています。

【シートの加工と張替え】
ずっと以前からやりたかった“シートの張替え”をすることにしました。
運転席のバケットシートは安物なんですが結構気に入っておりますので張り替えて使うことにしたのですが、その形状が少し気に入りません。そこで、形状を私好みに加工してから張り替えようという作戦なんです。加工するのはショルダーサポート部分で、張り出しを極力小さくしてしまおうと思っています。明日にでもショルダーサポート部分を切り落としてしまって、その部分をFRPで補修しようと思っています。
助手席のノーマルシートも張替えをするのですが、助手席は基本的には“エマージェンシー”として考えていますから、機能(すわり心地やホールド性など)よりもスタイル優先で作ります。そのスタイルとは、ヘッドレスト部分を切り落として、バケット上になった座面をフラット化して、まるで「座椅子」のようにするつもりです。まぁ助手席に座りたいという奇特な方は皆無に等しいでしょうから、これでも問題ないというわけです。でも、ちゃんと座れますし、シートベルトも装着する予定です。(笑)
肝心なシート生地は“伸縮性と撥水性に優れたボート用の黒色レザー”を狙っていますが、手に入らなければ通常の黒色シート地になる予定です。欲を言えば前者の黒色レザー方が良いのですが、コストの関係もありますから“縁=運”と考えて、どちらにしても運転席と助手席がおそろいのシート地になるだけで良し!!としたいものです。

【内装の仕上げ】
今回やっておきたいのはドア内側の塗装と、その内張りの作り直しです。今もドア内側は一部が黒く塗ってありますが、端々の仕上げがしていないままなので仕上げ直してから真っ黒に塗っておこうと思っています。
内張りは寒さよけのひとつとして活用していますが、車外?!の冷たさが伝わってこないようにと貼ってあります。作り直しとしては、今と同じように「プラスチック製ダンボール」を使って今度はきれいに張り込みたい(現状はいい加減なので)と思っています。色は今までの黒色ではなく、ちょっとお洒落にグレー色にでもしようかなと思っています。


とりあえず、今度の日曜日までに走れるようにと思って作業をしていますが、シートの方はちょっと間に合わないようです。まぁ、ノーマルシートもありますので走れるようにはなりそうですが、ロールバーよりも頭が上に出そうなので、ちょっと恥ずかしいですよねぇ。
しかしながら、そんなことよりも今度の日曜日の天気の方が怪しくなってきましたから、そっちの方が気になります。今週は雨が多い1週間になりそうですから、予定している日曜日のツーリング?!を延期した方が良さそうかな?! メンテナンスの都合もありますから、ちょっと考えてしまいます。 [2005.02.14]
2005年1月30日の HE゙AT SPRINT!!
「リヤスポイラー付きエンジンフード」が出来上がりまして、“タレ尻”ぎみだったお尻のラインを“若々しくシェイプUP!!” させることができました。
いつものように?!「BOY SHOP OZEKI」の尾関さんに頼んで作っていただいたのですが、オリジナル・リヤスポイラーをHE゛AT SPRINTのエンジンフードに貼り付けて一体化していただいたうえで、再塗装していただきました。
時間に余裕があれば昨年末に一緒にやっておけばよかったのですが、せっかちな私がついつい待ち切れなかったりので、2度手間になりましたがやっと出来上がったというわけです。2度手間の分だけ少し余分に費用がかかってしまったのが残念ですが、それでも年末にエンジンフードの塗装を部分的に壊してしまっていたので、今回の再塗装できれいに治していただけたのが良かったです。・・・と自分なりに納得しております。(笑)

今日も夕方に少しHE゛AT SPRINTで外出しまして、近くにできたばかりのKホームセンターに行ってきました。午後4時過ぎに出かけたので余計に道路が込んでいて思い通りに走れず、結局は寒いばかりだったのですが、リヤスポイラーがついたからといっても何の変化も感じられませんでしたことは当たり前ですよね。
今日の外出時の降水確率は10%でしたから迷うことなく出かけてしまったのですが、空はというと右の画像のように“どんより”としていて、さらに今日は風が強かったので結構寒かったです。
今日の発見としては、ゴーグルをしていると別に感じないのですが、ゴーグルを取ると意味も無く“息ができなくなる”ことがわかりました。きっと、目に当たる風の印象で息ができなくなるだけ(要するに錯覚)だと私は思うのですが・・・本当はどうなんでしょうねぇ?

まとまった時間がとれずに、このところHE゛AT SPRINTのメンテナンス(仕上げを含めて)がおろそかになっていますが、ちょっと気を入れてやってみようと思っています。
本当は今月末に「K-CARスペシャル編集部」さんが取材にこられる予定だったので、なんとか急いで内装の方も仕上げなければ・・・と思っていたのですが、未だに連絡が来ていないことを考えるとどうやら1ヶ月ずれ込んだようですね。私にとってはちょうど良かったのですが、グズグズしているとあっという間に時間が過ぎてしまいますから、今回は少し計画を立てて進めてみようかなと思います。

まずはこれからドアを外して、メンテナンスを兼ねて仕上げをすすめておこうと思いますが、ついでに(本当はこちらがメインです)シートの張替えもやっておこうと思っています。運転席はくたびれたままのバケットシートだったのでショルダー部分を小さく加工した上で表皮を張り替えて、助手席もヘッドレスト部分を切り落として普通のシート(セダン用みたいな)に加工してしまおうと思っています。
できればシートを3〜4日くらいで仕上げていただいて、次の日曜日のオフミ「おはちゅう」にぜひとも参加したいと思っていますが、うまくいくかどうかはわかりませんねぇ。しかしながら一番心配なのは、シート張替えの費用のことだったりして・・・。(汗) [2004.01.30]
2005年1月14日の HE゙AT SPRINT!!
先日出来上がった「フロントアンダーカバー/試作版」と「ビートスクランダー1/改良版」を、HE゛AT SPRINTに取り付けてみました。

「フロントアンダーカバー/試作版」はHE゛AT SPRINTに合わせて作ったものですが、少し手直しすれば製品となる予定です。
ただしこの製品は無限製バンパーに合わせて設計したものですから、ノーマルバンパー等には難なく取り付けられますが、他のメーカーのバンパーにフィットさせる(バンパーの下端にあわせる)ためには前端の形状や穴あけ位置を変更させる必要があります。
「フロントアンダーカバー/試作版および製品」は空力および排熱を考慮してわずかに後側が下がるよう取り付けられて、さらに後端10mmを下方向に折り曲げてありますから、より高い効果を発揮してくれるものと思っております。

「ビートスクランダー1/改良版」は最初に作った試作版に近い効果を狙って、廉価版である「ビートスクランダー1」の翼の立ち上がり角度(曲げ角)を45度から50度に直したもので、より強い接地感を得ようとしています。
「ビートスクランダー1」では取り付け位置が「グランドエフェクター」よりも15mm後退していることで、ややリヤ寄りのダウンフォースを発生して抜群の接地性を与えてくれていたのですが、フロントの接地感に欠ける感じが気になっていました。しかしながら全体的なフィーリングとしては好ましいので、こいつをベースとしてフロント側のフォローを「フロントアンダーカバー」にさせようというのが“今回のポイント”です。


実際に走って確かめなくてはわかりませんが、好印象を期待するばかりです。[2005.01.14]


【インプレッション】
期待以上のフロントへのダウンフォースを得るまではいきませんでしたが、ドライビングに問題の無いレベルになったと感じています。
「フロントアンダーカバー/試作版」と「ビートスクランダー1/改良版」とのマッチングとしては、合格点をあげても良いレベルだと思います。もし今以上にフロント側の安定を望むのであれば、「フロントアンダーカバー」に小さな翼をつけると良いのでは・・・と考えます。ちょうど良いことに「グランドエフェクター」に使われているスボイラーは汎用品として売っていますから、それを使用すれば簡単に空力を活用できますね。
製品版も同様のことが言えますので、実際に試していただかないとわからないかと思います。[2004.01.19]
2004年12月31日の HE゙AT SPRINT!!
あいにく!?の雪模様となってしまった12月31日なんですが、ちょっと走り足りないままに2004年が終わろうとしています。
思い起こせば、この春には車検を取るぞ!!なんて言っていたのが、いつの間にやら夏が過ぎ、秋が過ぎ、やっとつい先日に車検が取れて、それで大急ぎで全塗装までしていただいて今日に至るわけです。
半ば趣味としてのクルマ作りですから、仕事をほっといてまではできなかったとはいえ、ずいぶん時間がかかりました。でも、なんとか年内中には落ち着いたように思っています。

左の画像はシート後部の開口部にステンレス製の「パンチングメタル/5mm穴×板厚1.0mm」を仮付けしてみたものですが、あとは「ミラーカバー」を白く塗装したものに交換すれば、これで外観はおおむね出来上がりということになります。お正月といっても特にやることもありませんから、明日には出来上がることと思っています。.L,

先日に改良製作した「ビートスクランダー」ですが、すでにHE゛AT SPRINTに装着してあります。そのフィーリングは今までのものとは別次元で、明らかにダウンフォースのかかり方が変わっています。今までのような“路面に貼りつく”というフィーリングではなく、クルマ全体が沈んでいるような“やや重い”感じさえ受けます。それこそが空力の効果だということはわかりますが、以前のタイプよりもフロント寄りにダウンフォースが発生していることが原因で、クルマの動きが妙にシャープになっているようにも思えます。
まだまだ走り足りませんから“これが良い”とは言い切れませんが、いくつかの私の中の情報を整理して考えると、走りこむほどに良い状況に持っていけるのでは・・・と思っております。特にコーナーリング時の安定性は、以前の「ビートスクランダー」とは違うアプローチでの空力アップなので上手く比較できませんが、以前よりもコントロールしやすくなっているように感じます。このあたりは好みの分かれるところでもありますが、フロント寄りでもリヤ寄りでも楽しめてしまうこの翼は、ぜひとも体感していただきたいと思う次第です。
そこで、近いうちに「体験用ビートスクランダー(グランドエフェクター仕様)」を製作いたしますので、うちに遊びにこられた際にはぜひともお試しください。ボルト2本だけで簡単装着できるように製作しておりますので、3分とかからず装着できるものと思います。ただし、製作には費用と手間がかかっておりますので、体験料として500円のご協力をよろしくお願い申し上げます。

それから、防寒対策の一環として用意したのがシールド付きの「ジェット型ヘルメット」で、オートバイに乗っていた頃に使っていたものですが、とりあえずこれでしばらくは乗ってみようと思っています。
これをかぶって乗った印象としては“慣れが必要!?”と思うところで、オートバイでは普通に感じていたものがどうもしっくりとこなくて・・・ちょっと変な感じです。でも視界も暖かさも抜群ですから、あるとないとでは大違いです。ただし、シールドがあるとは言え、ある程度の風の巻き込みがありますから、ゴーグルを使用しているほうが目には優しいですね。
こういう点も含めて、より良いヘルメット探しを進めていこうと思っています。

あと数時間で2004年も終わるわけなんですが、いく年を振り返りながら、くる年に大きな期待をこめております。その期待を実現するためには自分自身の努力が必要不可欠なわけですから、惜しむことなく精一杯注いでいきたいと思う次第です。
これからも、より大きな躍進を目指して頑張ります!! 来年もよろしくお願い申し上げます。 [2004.12.31]
2004年12月19日の HE゙AT SPRINT!!
12月18日に、全塗装が終わった“愛車”を受け取りに行ってきました。
本当は前日=12月17日の午後には仕上げておいてくれていたのですが、私の都合でこの日になってしまいました。行く途中で電車に乗り間違えることもありましたが、無事に着いて出来上がったHE゛AT SPRINTを受け取ってくることができました。

うちに帰ってくるなり、クルマのお掃除に取り掛かりました。
というのも全塗装をするとエンジンまわりやボンネット内などが塗装粉でホコリをかぶったようになってしまって、それを取り除くお掃除です。
私のクルマの場合は洗い流すことが容易ではありませんから、塗装をしてくれた尾関さんも勝手が違って困ったことと思いますが・・・。
それとともにステッカーやラインを貼り付けて、やっと出来上がりとなりました。


12月19日は私にも、HE゛AT SPRINTにとっても、初めてのイベント参加です。
それは毎月第3日曜日に「三河湾スカイライン/パーキング」で行われている“おはみか”というイベントで、ワクワクしながら行ってきました。(^O^)/

行きは高速道路を使ったので速かったのですが、たった15〜20分程度の走行ながら、さすがにこのクルマで12*km/h以上での巡航は走行風との格闘で、風の勢いだけでなく猛烈な寒さをも感じました。
結構暖かな日だったのですが、太陽の恩恵を受けるにはちょっと陽射しが緩すぎて、現地についても身体はなかなか温まらずでかなり寒い思いをしてしまいました。やっぱりヒーターを何らかの方法で作らなければ・・・と思うところです。

イベントの方は話に聞いていたとおりで、いろんなクルマが来ていてそれぞれの車種ごとにグループを作って固まっておしゃべりや情報交換等に弾んでいたようですが、ごく少数のモラルの分からない方がいるようで、こんなときは迷惑になってしまうのが残念でした。
ポルシェにフェラーリ、GT-RにRX-7、AZ-1・CARAにカプチーノ・・・カスタマイズされたクルマ達が、まるで“品評会”のようにたくさん並んでいて、クルマの好きな者にとっては楽しいひと時が過ごせる場所(時間)です。
珍しいところでは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で有名になったデロリアンや、WRCで活躍したルノー・サンク/ターボUなんかもいて、まるで品評会のようですね。違う意味で私のクルマも“珍しいクルマ”なんでしょうけど・・・。


私のクルマの調子もまずまずで、レースで活躍されているビートオーナーズクラブ「スキップビート」のNさんや、ホームページ「ビート意のままに!!」のIさんにも乗っていただきましたが、それなりに面白いクルマであることが間違いないことが証明できたようにも思います。
特にNさんはこのときのため?!にヘルメットまで持参してのドライビングでしたが、この時期にはヘルメットは必要不可欠であることが今日はたっぷりと理解できました。

まだまだ細部の仕上げがたくさん残っているのですが、これからもマイペースで少しづつ仕上げていくしかありません。
それとともにこのクルマを乗りこなせるように努力していくつもりですが、機会があれば速い方々と一緒に走って、もう一歩上の走りを身につけようと思います!! [2004.12.19]
2004年12月7日の HE゙AT SPRINT!!
12月7日が記念すべき日となりました。念願の車検がうかりました。
あっけないくらいに本当に合格してしまったんですが、自分でも“これは夢ではないか?”と少し疑ってしまったくらいです。

当初の出発より1時間以上遅れて店を出ましたから、着いてスグにテスター場に行き、先に必要な箇所をすべて調整していただきました。
それから検査場の事務所にてじっくりと書類を書き込んで、印紙を貼って、書類を完成させて申請です。分からないことは聞くと丁寧に教えていただけるので、何の支障もなく書類を作成できました。

そしていよいよ検査コースにクルマを入れて検査開始です。
テスター場でチェックしていただいているので何の心配もなく検査ができるはずだったのですが、ブレーキの踏み方がちょっと適当(弱かったらしい)すぎてブレーキのみやり直しになりましたが、無事検査もクリアできました。

そのあとで車検証に記載するための重量測定と全高測定を受けて、今度こそすべて完了です。
ちなみに測定結果としては、車両重量が650kgで、全高は112cmでした。そのとおり車検証に記載されています。

検査にすべて合格しましたから、あとは車検証とステッカーを発行していただいて終わりだったのですが、実は本来のナンバープレートを忘れてきてしまったので取りに行くハメになりました。
車検証もステッカーも午前中にいただいていたのですが、結果的に午後から上の画像のようにナンバープレートを取付けて再び検査場に行き、ナンバープレートと車両が合致しているかのチェックを受けることになり、それが済んで今度こそすべての検査が終了したというわけです。


今回の車検にかかった費用は、テスター料の2,000円を含めても全部で35,740円でした。さすがにユーザー車検は安いですね。段取りが分かったので次回からは自分で車検に持ってこれるのですが、やっぱり気を遣うのでお世話になっているホンダプリモさんにお願いした方が安心?!ですね。
やっと車検が取れて、本当に良かったです!! 今日のこの感動は忘れられない気がします。(^O^)

ところで、右の画像を見て素直にうなづける方は、いわゆる“物知り”の方ですね。
このステッカーをいただいた際はいったいどこに貼ればよいのだろうか考えてしまいましたが、検査場の方にお尋ねしたところ予想通りの答えが返ってきました。それが画像の位置です。

正しく表現するならば、フロントガラス中央に内側から貼ることが原則なんですが、フロントガラスの無いクルマ(トレーラー等もこれに該当します)の場合は“左側後方の見やすい位置”に貼ることが指定されています。
私のクルマの場合、左側後方の見やすい位置というと・・・ここしかありませんでした。簡単に着脱できるトランクフードではまずいし、ほかに貼るところがない!!と思っていたら、検査場の若い方がロールバーの後ろ側がいいですよと助言してくださって、この位置に決まりました。
このステッカーこそが構造変更検査を通過している証拠ですから、少しだけ誇らしげに感じています。

さて、次はいよいよ外装の仕上げ=ボディの全塗装に出してきます。
明日も天気が良いようですから安心していますが、ここはやっぱり暖かな昼間のうちに尾関さんの店「BODY SHOP OZEKI」に持っていこうと思います。あとはプロに任せて出来上がるのを待つことにします。
尾関さんのビート同様に、真っ白にオールペンされた姿が待ち遠しいですね。[2004.12.07]
2004年11月28日の HE゙AT SPRINT!!
11月24日・25日の2日間、また仮ナンバーをもらってきてメンテナンス&テストドライブを実施しました。

【メンテナンス】
ドアの固定も一応完成し、あとは仕上げにうつるだけの状態になりました。さすがに最後の「取付用ステー」の製作では少し手間取りましたが、なんとかイメージどおりのドア固定ができ、走ってもガタピシと異音が出なくなり、また少しドライビングの状態がわかりやすくなりました。
それと一緒にドアミラーの位置を20mmほど下げましたので、それなりにかっこよくなったのでは?!なんて思っています。この後は塗装仕上げにあわせてドア自体の仕上げをしていかなければなりませんが、まずは車検取得を優先していきましょう。

ドアを外したついでに、シートベルトの取付けなおし(ベルトアンカー製作と取付を含む)と、製品化予定の「スポーツぺダルカバー」の取付け、ついでにクラッチペダルの遊びと高さの調整等も実施しました。

自分でも驚いたのがこの「スポーツペダルカバー」の使い勝手の良さで、以前に使ったことのあるドリルド(穴あき)タイプに比べて、比較にならないほど扱いやすいですよ。
その理由はレーシングカーにも使われている「滑り止めシート」が貼り付けてあるからで、適度なサイズアップとともに使い勝手は抜群に向上していて、しっかりと足裏面がペダルに食いつくことでコントロールしやすくなっています。私のクルマの場合は、たまたま黄色のシートがあったのでそれを使用していますが、製品では黒っぽい色のシートを用意したいと思っています。見かけはイマイチかもしれませんが、走って楽しむためには“良い製品”だと自負しています。

もうひとつの製品化予定である「リヤコントロールアーム」も取付けしています。取付け作業自体は特に面倒なことはありませんでしたが問題なのはその調整で、取り付ける前に製品の長さを左右ともノーマルの支点間寸法に合わせておいて取り付け、さらに取付け後はトー調整しなおす必要があります。
今回はいつもお世話になっているホンダプリモさんで“サイドスリップテスター”と“目視”により調整していただきましたが、予想以上に手間と時間がかかっているようで“厄介なこと”を頼んでしまってちょっと申し訳なく思った次第です。もし正確な数値を望むのであれば専門SHOPで“アライメントテスター”を使って調整する必要がありますが、いずれはそれもしようと思っています。ただし費用的には覚悟が必要ですね。

【テストドライブ】
先日装着した「グランドエフェクター」に似たパーツの名称を「ビートスクランダー」と命名しました。その名前のビートはもちろん“HE゙AT”のことで、スクランダーはTVアニメで流行った“マジンガーZ”の空を飛ぶための翼からもらいました。その装着後の走りは、まさに新しい翼をつけたようです。その翼はクルマを路面にはりつけるように効き、安定した自由自在の走りを与えてくれました。まさに、大空羽ばたく♪・・・のごとく、“アスファルトの上を自由に駆け巡ることができる鉄の翼”です。
特にすごいと感じたのは加速するごとにダウンフォースが強くなる感じがするところで、翼のサイズがやや大きすぎることで少しリヤ側寄りのダウンフォースを感じるのですが、そのためにコーナーからの立ち上がりが面白くて面白くてたまりません。最近のドライビングにおいては直角あるいは鋭角の曲がり角を“タックイン”をきっかけとして向きを変えて、さらにリヤを少し滑らせて立ち上がるのを好んでいるのですが、これがまた上手く決まるんですよ。下手に最初からリヤを滑らせようとすると、どうしてオーバーアクションになったり、アウトにふくらんで(LSDがあれば違うのでしょうが)しまいますから、こんな方法もあり?!だと思いますよ。

サスペンションのセッティングについては、バネレート設定はこいつを私がドライビングすることを前提とするとストリートでは「フロント:4K・リヤ:5K」が好ましいのではないかと思っています。ちゃんとコントロールできますし、予想以上の大きな挙動も起きませんし、なによりもそれなりに乗り心地が良いのが助かります。
「ビートスクランダー」を取付けた後の状態では、よりしっかりと路面に追従して、さらにボディの揺れを抑えてくれて言うことありません。ブレーキング時のタイヤの鳴きもかなり少なくなっているようです。でも、ダンパーの調整をしなおさなくてはならないほどに効いているのには驚きですね。

そして「リヤコントロールアーム」の取付けにより、しなやかなフロントサスペンションに負けないほどのしなやかさを得られて、よりコントロールしやすい環境がそろってきました。狂っていたトーを調整することで、まったく違和感なく乗れるようになってしまったHE゛AT SPRINTは、まさに別次元の車になりつつあります。

気になっていた「ワコーズ」のオイルの効果はというと、エンジンのフィーリングアップはかなり期待できますよ。特にミッションに入れたギヤオイルははっきりと分かるほどに軽いシフトフィーリングになりました。もともとが固すぎるオイル(粘度は同じ)を入れていたのが間違いなのですが、やはりギヤオイルといえど横置きエンジンに対応したものは違いますねぇ。これで「スキルG」を入れるともっとスムーズになるらしいのですが、現状でも満足できるレベルなので今は遠慮しておくことにします。
いつもエンジンオイルをミッションに入れている方には、ぜひとも「スキルG」をおすすめしたいですね。

【コメント】
つい先日にお客さまのビートをチェックするためにドライビングさせていただいたのですが、乗り味が全く違うことにあらためて驚きました。とにかく一般的なスポーツカーとしての出来栄えならば、そのクルマにかなわないでしょう。ゆったりと乗れるし、飛ばすこともできるし、音楽も聴けて室内の温度管理もちゃんとできるそのクルマこそがスポーツカーなんだと思います。ちなみに私が乗ったクルマはビート乗りの間でも有名なクルマですが、このクルマこそスーパースポーツ仕様と呼ぶにふさわしいと思っています。
走りを楽しむことだけに絞り込んだカスタマイズのこいつは、レーシングカーに近くなってしまったもののスポーツカーの乗り味は残しているつもりではありますが、いうなれば“超スーパースポーツ仕様”ですね。軽い車重と高いボディ剛性と出来の良いサスペンションが織り成す成果は、味わっていただかないと分からないことでしょう。もし私のクルマに乗っていただくことがある場合は、外部からの入力に惑わされずに試していただきたいと思います。そしたら、少しだけ私が考えていることを理解していただけるかもしれません。

【これから】
今日、ビートオーナーズクラブFun to BEATに所属するお客さまから、『BODY SHOP OZEKI』の尾関さんを紹介していただきました。鈴鹿サーキットでのイベントの帰り道にわざわざ遠回りをしてお立ち寄りくださったのですが、ぜひとも全塗装を含めたボディの仕上げを『BODY SHOP OZEKI』さんにお願いしようと決めました。
うちに寄っていただいた際にいろいろとお話しを聞かせていただいたところ、まわりの方の評判どおりの“心意気のある鈑金屋さん”でしたから衝動的にこの方にお願いしたいと思ったんですが、ぜひともお願いしたいと強く思っています。

できることならば!?・・・ではなく、なんとしてでも12月の中旬までにナンバーを取得して、その上で年内中にクルマを一応完成させたい!! と思っています。
とは言っても、その時点が最終的な完成ではなく、新たなスタート地点だと考えていますので、まずはHE゛AT SPRINTの本当の意味での“公道デビュー”をめざします。そして年始早々のビートのイベントに、こいつと一緒に出かけて行きたいと思っています。その節は、よろしくお願い申し上げます。

こんな風に来年のことを話していると“鬼が笑う”時期ではないにしても、予定は未定ですから全力で目標に向かって頑張ろう!! ・・・と、心に強く思うのでありました。[2004.11.28]
2004年11月7日の HE゙AT SPRINT!!
やっとドアが取付けられました!!・・・とご報告したかったのですが、残念ながらドア1枚に付き4ヶ所を固定すべきところが3ヶ所しか固定できませんでした。作っておいた固定用のステーをドア内側にあるフレームに溶接していただいて、それにドアを取付けてほぼ固定できているのですが、残りの1ケ所がないためにはガタガタしますから、そこだけは“透明な梱包用テープ”で今までのように固定させています。
それでも雑音は大幅に減り、それなりにしっかりとドアが固定できていますから、ちょっとホッとしています。後は残りの固定部分用のステーを作ってボルトオンにて固定するだけで、ドアが固定完了する予定です。ついでにドア部分を仕上げられれば、もう一歩で・・・○○かな!!?

今回もこの仮ナンバー取得中にテストドライブを実施してきました。まだまだ試しておきたいことがたくさんあるのですが、今回は“高速安定性”と“バネレート設定”をメインテーマとしてチャレンジしています。

高速安定性については、以前から12*km/hあたりからの不安定さが気になっていたのですが、先日作った「フロントアンダーカバー」の装着によって大幅に改善され、14*km/hでも驚くほどに安定していました。さらに、それを左の画像のように作り直して装着・走行してみると、より安定度が増す結果となりました。改良点はカバーの巾を拡げて後端を延長させただけなのですが、安定度がより増したように感じます。
ただし不安定さが全く無くなったわけではなく、もう少しフロントにダウンフォースが欲しいところですから、更なる改善を試してみようと考えています。それが「グランドエフェクター」と言いたいところですが、まだまだ発売が先のようですから“自己流/試作品”を作って試してみようと思っています。“本物”が発売されるまでは、それで代用するとしましょう。

バネレート設定については、以前から手持ちのパーツを使っていろいろと試していますが、現時点の結論から言いますと、私のクルマで私がストリートをドライブすることを前提とすると「フロント:4K・リヤ:5K」が最も適当かもしれないなと考えています。
今回のドライブでは回頭性やコーナーリング時の姿勢変化、低速から高速域での安定性、コーナーリングやブレーキング時のグリップ感など、できるだけ多くの要素を思い浮かべながら走ってみたのですが、アバウトと言えなくないながらも感じたことが多くありました。
「フロント:4K+純正スタビ・リヤ:6K」というセッティングからトライして、次に「フロント:5K・リヤ:6K」に変えて様子をみていたのですが、私のスタイル(好み!?)のドライビング゛にはいまひとつ合わない感じがしています。良い部分もたくさん見られましたし、ダンパーの調整次第では曲がりやすくなったり曲がりにくくなったりと、いろいろと楽しめました。その中には、このセッティングならば安心してアクセルを踏んで行けそうかなと思わせるような感じもありましたが、ちょっと面白さが足りなかったりするんですよね。

少しづつHE゙AT SPRINTを走らせることにも慣れてきて、最初に感じた暴力的な印象も薄れ、次第に普通のクルマの様に感じつつある中で、ずいぶんと走り込んでいない自分の感覚に少し戸惑いを感じているのも事実です。また、テストドライブをしているとついつい速いクルマを作るために走っているような錯覚をして、探している方向を見失いかけることもあります。今回もそんな風に勘違いしていることが多々ありました。
自分がどんなクルマに作りあげたいかを具体的に考え、その中でネガティブな部分を消していくようにするのがセッティングの基本だと思うのですが、ことストリートを走る『スポーツカー』にはそれだけではないような気がしています。なぜならば、速く走るためだけにクルマを仕上げているわけではなく、楽しく走るための理想の形を探しているわけですから、ネガティブな面を消すことではなく、ポジティブな面を大きく伸ばしつつネガティブな面をコントロールできる範囲に置くことが正しいのでしょうね。少なくとも“多少の危うさ!?”があった方が面白いですし、乗りやすくしすぎると“つまらないクルマ”になってしまいますからねぇ。
というわけで、元の「フロント:4K・リヤ:5K」が現時点で最も好ましい位置ではないかなと感じています。それでも、まだまだ不満はありますから、少しづつ改善させていきたいと思っています。

テストドライブ終了後(24時をまわってしまいましたが)、エンジンとミッションのオイル交換を実施しました。もちろん「ワコーズ製品」への変更です。
これまで“安くてよいオイル”を探してきたわけですが、やはり少し無理を感じていました。それでは結果的に妥協しているだけに思えて、ここはひとつ“ちょっと背伸び!?”をして私なりに納得できるレベルのものを見つけてきたという次第です。それが今回販売することにもなった「ワコーズ製品」なんです。
オイルを含めたケミカルをただの消耗品と考えずに、エンジンやミッションを上手く活かすために必要なチューニングパーツのひとつだと強く思い直したわけなんです。もちろん以前からこの考えは持っていたつもりでしたが、少しレベルが低すぎたようでもう一歩前に踏み出してみたんです。
このこと(今回のオイル交換)の効果が体感できるかどうか分かりませんが、より楽しく、より安心してアクセルを踏み続けていけるクルマに近づけられることと信じていますので、他の『ビート乗り』の皆さんにもおすすめしたいと思っております。

しかしながら、気が付くと右のヘッドライトが点かなくなってしまっていて、どうやら、またトラブル発生のようです。ヒューズ切れが原因だったのですが、残念ながら新しいヒューズを付けてもそのヒューズが切れてしまうだけで直りません。これは本格的に原因究明に取り組まなければなりません。がんばらなきゃ・・・!!? [2004.11.07]
2004年10月23日の HE゙AT SPRINT!!
いまだに“ドアの固定”ができていないままの状態になっていますが、今日やっと「ドア側の固定金具」をドア本体に穴あけ→リベット止めして、再びクルマにドアを仮固定しました。これで次の段階の「ボディ側の溶接用ステー」の設計に入れるようになったというところです。
順調に行けば、来週末にはドアが固定できそうですよ。

それと、もうひとつの問題点であったフロント下部の整流板”を作ってみました。と言ってもただの「アンダーカバー」で、まだ試作段階なのでホームセンターで売っている“樹脂製のダンボール板”を使って製作しています。
さすがにダンボール板ですから板目方向には結構丈夫なので、それを縦横と方向を変えて2枚合わせで使用し、フロント側はバンパーの固定ボルトと共締めし、リヤ側はロアアームロッド部分にタイラップで固定してあります。コレでもかなりしっかりと固定できており、とても試作とは思えないほどの出来栄えでしたので、ついつい「オリジナルステッカー」を貼ってみました。それらしいでしょ!!?

画像を見ればスグに気付かれることと思いますが、“バンパーを交換”しました。フロントバンパーを以前使用していた「ノーマル加工品」に戻してしまったのです。今までつけていたアデレイドプランニング製バンパーも好きだったのですが、縦方向に長いので車高を目一杯上げておかないとバンパーを擦ってしまいそうなので、ずっと気になっていました。それで、この際それを取り外して以前使用していたバンパーに付替えたというわけです。
バンパーを交換したことで車高を調整し直してさらに2cmほど低くした(最低地上高の9cmは確保しています)のですが、それでもジャッキアップがすごく簡単になって、メンテナンスがしやすくなりました。スタイリングはともかく、こうしてメンテナンスしやすいことこそが当初のカスタマイズの目的のひとつでもありましたので、その方向に戻したというわけです。それと全体のバランスを考えて、リヤバンパーも以前使用していた「ノーマル加工品」に戻してしまっています。
このバンパーのままで仕上げ(全塗装など)に入るかどうかは分かりませんが、気に入ったものが見つからなければコレでも良いかなと考えています。私にとっては、外観の美しさよりも機能美?!の方が優先されますから・・・ねぇ!!?

それと少し悩んでいた“足回りのセットアップ”ですが、いろいろな方の声を聞いて再度検討したところ、バネレートをF:4K・R:6Kに組み直して、もう一度フロントスタビライザーを取付けてみました。前回のドライビングではあまり良い印象がなかったのですが、ストリートでのブレーキング時のタイヤ接地性を考慮して「F5K→4K+スタビ」で様子を見ることにした次第です。
それとアライメント調整の一環として「トーイン」を少しきつくしてみました。これはバックヤードの鈴木さんのアドバイスにもよるものですが、現時点でのフィーリング改善を狙ってのトライなんですが、いずれはもう少しきちんと調整したいと考えています。まずはチャレンジです。

少しづつ寒さが増しつつあるこの頃、そろそろ“冬のドライビング準備”をしていこうと思っています。ヒーターも無いクルマですから防寒のためのウェアはオートバイ用品をチョイスして、自分らしさをアピールしたいと思っています。また、先日の高速走行でも感じた“頭のオーバークール”を防ぐために、いよいよヘルメットを購入するつもりです。お気に入りのヘルメットを既に決めていますので、近日中には公開できると思います。もちろんオートバイ用のものですよ!! [2004.10.23]
2004年10月12日の HE゙AT SPRINT!!
本日の午後にバックヤードさんへうかがい、待望の“体重測定”を実施してきました。
正確には“コーナーウェイト測定”というもので、4本のタイヤにどれくらいの荷重がかかっているのかを測定することで、レーシングカーのセッティングに役立てるための特別な測定機材による車重測定です。
※コーナーウェイト測定は、有料にてやってくれますよ!!

バックヤードの代表である鈴木さまが直々に測定してくれたのですが、本当にありがとうございました。
その結果はというと、助手席を装着しガソリンタンクに20リットル程度のガソリンが入った状態で
652kgということで、なんとか当初の目標を達成できました。もっともっと軽いクルマに仕上げたいのは山々だったのですが、補強パーツの量が半端じゃないですから重くなっても仕方ありませんね。もっと軽い材料で作ればよいのでしょうが、そうすると必要なコストが膨大になりますから私にはできません。ある程度の重量と引き換えにしたとしても、必要な剛性が欲しいですからこの分の重量増加は本当に仕方ありません。
しかしながら排気量が違うとはいえ“あこがれのロータスヨーロッパ”よりも軽くなったことは、『超軽量スポーツカー』を愛する私にとってはとても嬉しいものです。

ちなみに、前後の重量配分はノーマルとほとんど変わっておらず
前後比42:58なんですよ。ノーマルと変わらない重量配分にできたことは“リヤまわりの軽量化”が効いている証ですね。
また、問題?!の補強パーツ等の総重量は45kg以上になっていることと思います。それにチューニングのために追加したパーツ重量(「移動式オイルブロック」や「追加メーター」などとその付加物等)を加えると、50kgは楽に越えることでしょう。
そう考えると、一般的なチューニング・カスタマイズされたビートの車重も参考に知りたいものです。

【昨日のドライビングでの報告】
昨晩にドライビングのチェックをしてきました。と言っても、いつものようにクルマの整備の帰りの空いている道路で、ちょっと“やんちゃ”に走った程度なのですが、いろいろと情報が取れました。
足回りのセットアップの確認のために「フロントスタビライザー」を装着して走ってみました。フロントのロール剛性が上がったことでややアンダーステア気味になり、安心感のあるフィーリングになりましたが自分の好みではありません。それに、大きくロール使用とすると、そのロールの仕方が気に入らない感があります。これはスタビライザーのブッシュのせいだと思うのですが、定かではありません。結局、ロールの度合いや旋回時のフィーリングの改善を考えて、すぐにそのスタビライザーを取り外すと元のようなスムーズ?!なフィーリングに戻りました。

スタビライザーを外してバネレートF:4K・R:5Kの状態では、私なりにしなやかな乗りやすいフィーリングだと思いましたが、さすがにハードにブレーキングしてのターンはやや柔らかすぎる気がしています。もう少しロールを抑えられて、フロントの接地感を増すことができれば良いのですが、この次はアライメント調整の必要がありそうです。
その状態でボディ剛性アップ=フロントガラス取り外ししてから初めての高速道路走行にチャレンジしてみました。やはりフロントウインドウがない状態での高速走行は結構きついのですが、それ以上にフロントの不安定さが気になります。空力的な問題もありますから、今後の課題のひとつです。
車速としては10*〜12*km/h程度での巡航をメインとして、高い回転域を維持したままでそのドライビングをテストしてきました。何よりもきつかったのが風圧による影響で、追い越し時ならば14*km/hまでにも簡単に加速できますが、頭にかかる風の流れに首が負けそうになります。考えてみればF1ならば1人乗りなので風除けが自分の前で左右に風を振り分けてくれますが、私のクルマの風除けは大きく上の方に風の方向を変えているだけですから、さすがに風圧で頭がふらふらしてしまいます。さらに、左のバックミラーを見るために首をわずかに廻すだけで耳の中に風が入ってきますから、かなり気持ち悪いです。このことから、高速走行時にはヘルメットが必要のようですね。
ちなみに高速走行時の水温と油温はすこぶる良好で、6000〜8000回転を常用して加速と減速を繰り返していたにかかわらず
水温が78℃・油温が90℃程度で安定していました。コレならば峠でもサーキットでも、安心してアクセルを踏んでいけそうです!!?

【これから・・・】
今後の対策として、まずはフロントの柔らかさが気になってしまったので、今日になってバネレートをF:5K・R:6Kに組み直しました。それと空力を少し考慮して、フロント下部に整流板(とりあえず樹脂製ダンボール板?で作る予定)を付けて様子を見ようと思います。
また、ドアの固定にも取り掛かりますから、次にドライビングできるのは来週以降になりそうです。
もしかしたら、次のドライビングの際にはドアが固定されることで、やっとガタピシというキシミ音から開放されるかもしれませんねぇ。
[2004.10.12]
2004年10月1日の HE゙AT SPRINT!!
2ヶ月ぶりのドライビングとなりまして、少し涼しくなった夜の街に繰り出しました。秋の夜のドライビングも、また格別なものを感じます。
やっぱり私のクルマは面白くなっていました。でも何のためらいもなく自然に乗れてしまうのは、私が鈍いからなんでしょうかねぇ。とっても普通に乗れてしまって、やや期待はずれだったりしています。(^_^)

しかしながら少し『観察モード』に入ると、いろいろなものが感じ取れます。

ボディ剛性の高さはさておき、バネレートを変えたサスペンションはストリートにマッチしているようです。普通にしなやかに走れてしまって、あとはダンパーの調整だけで何とかいけるような気がします。でも決して柔らかいという印象はありません。いとも簡単にテールを滑らせたり、滑ったテールをアクセルひとつでグリップさせたり、とてもコントローラブルなセットアップになっているように感じます。
やっぱりタイヤを「ブリジストン/GV」+サイズ変更したことも私にとっては大正解のようで、コーナーリング状態でアクセルを踏み込めばグイグイと回り込むようで、とても楽しいドライビングです。

エンジンマウントのチューニングとして「エンジンローマウントkit/10mmダウン版」+「スポーツエンジンマウント」に変えたことによる振動も、私には全く気になりません。元々振動がありますし、うるさいし、サスは固いし・・・ですから、気にならなくて当然かもしれません。エンジンマウント変更後の反応は、今までも反応が良かったので特に変化は感じていませんでしたが、確実にレスポンスがアップしてより機敏に反応するようになってくれたと思います。ノーマルのビートと比べたならば、雲泥の差なんでしょうね。

それ以上に変化を感じたのがエアクリーナーの変更で、「エアクリーナーホースset」+「インテークフィルター/湿式60Φ」を取付けたことで、以前と比べるとやや高回転域でのレスポンスが落ちているのかなとも感じることもありましたが、中速付近でのトルクアップと追い越し加速には目を見張るものがありました。特に回転が落ちてもスムーズかつパワフルについてくる扱いやすさは狙ったとおりです。
さすがはホンダのエンジン設計と言うべきでしようか? エアクリーナーBOXを使用することで“低回転から高回転まで満足できるレベルのパワーとトルク”が手に入れられたように感じます。とはいっても、何よりの効果は“車重が軽い”ことでしょうね。(^O^)

エンジン管理の要となる水温と油温は、陽が沈んでからのドライブだったため比較的涼しかったのであまり参考にならないかもしれませんが、やや渋滞しているところでも90℃を超えることはなく、道がすいてしまうと80〜85℃で安定してくれています。また、そのときの油温は水温と同じかそれ以下(80℃前後で安定)を示していましたので、全く問題なく走れました。
さらに夜遅い時間には通行量が少ないこともありいろいろな走りを試しましたが、下手に低回転でだらだらと走ってしまうとあっという間に80℃を割ってしまいましたので、冬場にはオーバークールも視野に入れておかなければならないようです。

今回のドライビングでは新しく買った「ゴーグル/モトクロス用」を付けてみました。さすがに少し恥ずかしい感じがしましたし、つけてみるとやや違和感がありましたが、その効果は抜群です。何キロで走ろうともびくともしません。これならば、そうとうの速度域まで楽しめそうです。
ドライビングを楽しむための一品が、また増えてしまいました。

今回始めて私以外の人間がステアリングを握ったのですが、それは私の弟で、かつてAZ-1に乗っていたこともあるスポーツカー好きの人間です。その彼にも乗りやすいスポーツカーであり、曲がることを楽しめるクルマであると言ってもらったのですが、どうやらサスとシートが固すぎて少し腰にきたようです。でもAZ-1の比ではない回頭性とその追従性には喜んでもらえたようで、さらにはビートというクルマを見直してくれたようで私も嬉しく思いました。
でも彼がいちばん気に入っていたのは“スポーツカーらしい排気音”で、軽四らしくないところが羨ましいとの感じていたようです。ちなみに彼のうちの愛車は“真っ赤なラパンSS”です。

たった30〜40km程度の街中でのドライビングですから大したことは言えませんし、走りこめばまた印象も変わることでしょう。確実に乗りやすくなってくれて、より楽しさをますことができた今が“最良の状態”だと感じています。でもバックミラーなしでドライビングしていたので、すごく気を遣いました!! [2004.10.1]
2004年9月23日/今日の MY HE゙AT です。
やっとウマ=リジットラックから降りて“地を這うようなスタイル?!”に戻ることができました。もう2週間以上も上がったままでしたから、ずいぶんと長く感じています。
確かにメンテナンスするにはとても便利なのですが、せまい店の中でまったく動かせないので結構邪魔になるものなんですよ。

出来上がってきたばかりの「サイドインパクトフレーム」を現車合わせで仕上げて取付けて、これでボディ補強は一応終了ということになります。なによりも、思ったよりも簡単に取付けられたのでホッとしました。このフレーム自体の補強効果はそれほど期待していませんが、まさかの際の乗員保護という点では大いに効果を発揮してくれることでしょう。
これでドアが付けば、早速にバックヤードさんで“体重測定”をして車検用の書類作成に取りかかり、いよいよ『車検取得計画』の実践に移れるわけです。(^O^)

このフレーム取り付けに伴って、フェンダー内部やドアの内側になる部分を黒く塗って仕上げました。でもって、せっかく塗装をするのだからと言うことで、風除けまわりをすべて同様の“真っ黒”仕上げておきました。多少仕上がりが悪いのですが、この部分はコレで最終的な仕上げとするつもりです。
これからのボディの仕上げとしてはボンネットおよびエンジンフード・リヤバンパーのFRP(黒ゲル)製品を含めて“真っ白”に全塗装して、HE゛AT DRIVERのロゴ入り赤ラインを貼れば出来上がるはずなのですが、外観上の目玉となるエンジンフード両脇に取付けられる「エアインテークダクト」をAUTOGIANOさんで作っていただいていますので、それが出来上がり次第に全塗装に出そうかと考えています。

今回のメンテナンスでのもうひとつのカスタマイズが「エンジンローマウントkit/10mmダウン版」の取り付けです。それが右の画像の製品です。
新製品としての5mmダウン版ならば、ミッションマウントの取り付け穴を長穴加工すればすむのですが、この10mmダウン版ではミッションマウントステーの方も長穴加工して、さらにその部分を補強してあります。この加工でそれぞれ5mmづつ下がるようになり、合計10mmのローマウントが可能になります。逆側のエンジンサイドマウントは専用スペーサーを作ってローダウンさせています。
忘れてはいけないのが前後のマウントである「エンジントルクロッド」と「エンジンリヤマウント」で、それぞれに延長・短縮等の加工が必要なので施してあります。

最近覚えた言葉で表すならば、また深化!!してしまいました。正直言って、本当にすごい仕様になってくしまったような気がしています。エンジンのローマウントは結構効きますから、ただでさえ機敏なクルマだったのですが、それがさらに運動性能に磨きがかかってしまって・・・嬉しいのですが、ちょっと恐い気もしますねぇ。(^_^)

そして、いよいよドアの取付・固定作業にかかるのですが、実は次の月曜日(9/27)に雑誌の取材の予定がありまして、、それまでにドアを仮付けして走れる(移動できる)ようにしなければなりません。仮付けとはいえ、本当にドアが取付けられるのか??? とっても心配です。 [2004.9.23]
2004年9月13日/今日の MY HE゙AT です。
“体重測定”に備えてドアまわりを仕上げておこうと思ってバラしてしまったら、ついでにコレもアレもと思いついて、また部品が剥ぎ取られた状態になりました。
そのうえ、プロトタイプのエアクリーナーとして作った私のクルマのエアクリーナーのうち、純正のエアクリーナーカバーをお客様に譲ってしまったところ、そのパーツが“バックオーダー”になっていたらしく入荷が11月ということなんです。ちょっと、困りましたねぇ。

今回の作業では、まずは風除けまわりを艶ありの黒色で塗装して仕上げるつもりですが、そのついでにフェンダーやドアの内側も一緒に黒色にしようと思っています。
もちろん、塗装には「ウレタンスプレイ」を使用しての手塗りです。

余裕があればフェンダー内に取付けられる補強パーツ「マッスルフレームF6」を作りたいのですが、“その気”が湧いてこないと頭の中に良いプランが浮かばないので、気の向くままに流れることにします。

さらに側面衝突等の際の安全性を考慮して「サイドインパクトフレーム」を設計してみました。
今回の作業でドアを外板1枚に加工してしまいますから、これでは間違ってぶつけられたときや、誤って自滅したときに心配ですから、補強を兼ねて右の画像のようなフレーム(赤色部分)を追加したいと考えた次第です。
この追加フレームの件がありましたので、これまで付いていた「マッスルフレームC2」を取り外して特価品として販売することにしたんですよ。

今週末には出来上がるかもしれませんが、うまく取付けられるかどうかは正直なところ自信ありません。場所が場所だけに3次元的に設計していますから、かなり心配です。


思案中の「エンジンローマウントkit」は、おおむねの案がまとまりまして現在試作に取り掛かっています。まずは自分のクルマに装着できるように製作していますが、エンジン搭載位置を10mmダウンとしています。本当はもう少し下げたいなとも考えていましたが、ミッション側のマウントステーを作り直さないといけなくなりますから製品としての価格が高くなりすぎてしまうので、現実的かつ確実に運動性能を高められる10mmで進めています。 [2004.9.13]
2004年8月27日/今日の MY HE゙AT です。
先月の末に自賠責保険が切れてしまって、また加入しなおさなければ「仮ナンバー」ももらうことが出来ない状況になってしまって、ついつい後回しになってしまっていた『車検取得計画』を進めるべく、活動を開始したかったのですが・・・。
日々のドタバタから、来週以降になってしまいました。

本当は昨日・今日のうちに自賠責保険に加入して「仮ナンバー」をもらいに行こうと思っていて、今日の午後はバックヤードさんで“体重測定 (正確にはコーナーウェイト測定なんですが)”に伺おうと思っていたのですが、仕事(雑用のようなもの)に追われるのと、天候が気になって気になって・・・結局は延期してしまった次第です。
来週になって天候が回復し、バックヤードさんの都合がよければ早めに“体重測定”をしてきますので、またあらためてこの場で報告させていただきます。軽い!!軽い!?と思っている私のビートがいったい何キロあるのかは、きっと皆さんも知りたいところではないかと思います。(^_^)

クルマの方は新製品(予定)である「インテークフィルター2」を「レーシングダクトホース」→「純正エアクリーナーカバー」に接続して取付け、高回転域でのパワー重視から全域での扱いやすいトルク重視にリセッティングしています。
エアクリーナー本体は“湿式タイプ”ですから今までのものよりも流入抵抗がかなり大きいように感じられることと思いますが、素材と形状の見直しから“高い集塵性能”と“理想的な吸気特性”を得られているようです。エアクリーナーカバーの口径60mmを最大限に活かせるエアクリーナーであるとともに、簡単にメンテナンスできる管理しやすさとフィルター自体のエンジン保護性能にも期待できます。

もちろん、いままでの「スポーツインテークベース/口径100mm」にもフィッティング可能ですから、使ってみたいと思われる方はお問い合わせください。また、既存の「インテークフィルター/コットンタイプ」は乾式ですが、この製品のメンテナンスkitを使用すれば湿式としても使用可能になりますので、エンジン保護を優先したい方はぜひお試しください。

来週以降の天候回復にあわせて、あらためてスケジュールを立て直して、1日も早い公道復帰=公認車検取得をしたいと思う次第です。
まずは車重を測って書類を作成して、それを陸事に提出することから始めなきゃ・・・頑張ろう!! [2004.8.27]
2004年8月14日/今日の MY HE゙AT です。
タイヤ・ホイールが取付けられて地面に足を下ろすと、何だか嬉しくなってきます。ちょっとだけ、ホッとしたような・・・。

今回のカスタマイズで驚かれるのは、ボンネットに大きな穴をあけてしまったことでしよう。前々からスピードを上げるとフロントの浮き上がりを感じていましたので、まずはボンネットに“風穴”を空けてみましたので、コレで様子を見ようと思います。
デザイン的には“フォードフォーカスWRCカー”をイメージして穴あけをしてみたのですが、ボンネットの裏骨の都合でこんなデザインとなりました。
後はアルミネットを貼り付ければバッチリ?!ですね。

タイヤ・ホイールを変えてイメージアップするとともに、ちょっとオーバーステア傾向を狙っています。
ずっと以前は前後とも同じタイヤ・ホイールで走っていましたが、さすがに剛性アップしたボディには安定性を欠きすぎると感じて“ネオバ”に変えた際に前後のサイズを変えてみたのですが・・・、私にはなぜか物足りないものがありまして、また不安定な方向?!に少しだけ戻してみました。
しかしながら、タイヤもホイールもお気に入りのものを見つけられたことを、とても幸運なことだと思っています。きっかけは元々ウェッズさんと取引きがありまして、いただいたカタログを見ていて“一目惚れ”してしまいました。結構リーズナブルだからこそ買えたのですが・・・。

リヤバンパーはBW-JAPAN製の新製品「超軽量3分割リヤバンパー」を取付けました。既に取付けていたナンバープレート台の都合で、製品を若干加工して取付けてありますが、イメージは特に変わりないと思っております。
超軽量と謳っているだけに本当に軽くて、以前に付けてあった短く切ってあったノーマルバンパーでもかなり重く感じました。軽さと排熱の効果を得るためには抜群の製品だと思いますので、特にレースをされている方にはぜひとも試していただきたいと思っています。
 
こうして、また一歩進化?!できましたが、いよいよ来週より『車検取得計画』を再始動させて、1日も早くストリートを自由に駆け回れるように頑張ります。冬が来る前に車検を通したいですけど、冬になってしまったら“すごく寒い”ので新たな『防寒プラン』も考えておかねば・・・です!! [2004.8.14]
2004年8月10日/今日の MY HE゙AT です。
ついつい自分のクルマことを後回しにしていましたが、やっと自分の“クルマ作り”を再開できそうです。
『車検取得計画』を忘れるわけにはいきませんが、カスタマイズも進行しています。それはタイヤ・ホイールの変更から始まって、新タイプのエアクリーナーやボンネット・フロントバンパー等の穴あけ加工、さらにBW-JAPANさんの新製品「超軽量リヤバンパー」も取り付けられる予定です。

タイヤは「ブリジストンGV F:165/55-14・R:165/60-14」の組み合わせで、ホイールは前後とも「ウェッズスポーツSA-90 6JJ-14 +33」をチョイスしました。結構安上がりな選択ですが、決して妥協したのではないことをお伝えします。走り屋好みの“ワタナベ”も捨てがたかったのですが、一歩新しいイメージに変えてみたかったこともありますので思い切って変えてみました。また、タイヤの変更により少しだけ不安定な方向に振っています。これも、自分にとっての面白さ・楽しさを追ってしまった結果にすぎません。

クーリングや排気効果を狙っての穴あけもトライしています。特に高速域で不安定になるフロントを抑えるためには、ボンネットにこんな大きな“風穴”があった方が良いと思います。さらにフロントバンパーやトランクフードにも、冷却用の小穴を追加しました。さすがに新たに取付けられた「超軽量リヤバンパー」には穴あけの必要はありませんが、ナンバープレートの取付けの都合で一部加工してから取付けられています。

新タイプのエアクリーナーはより扱いやすさを狙っての選択なんですが、純正のエアクリーナーカバーに「レーシングフレキシブルダクトホース」をつないで、その先に「RUN MAX製エアクリーナー」を取付ける予定です。
効果のほどは定かではありませんが、扱いやすいという点ではかなり期待ができると思います。

それから事情があってフロントサスのスプリングを変更いたしました。
これは“YZスポーツカーズ”さんより購入したもので「直巻きスプリング/ID63 H160 4K」なんですが、IDが1mm大きいので少しだけ余裕ができてしまいますが、それを納得できれば豊富なバネレートを利用できますので良いかもしれません。
タイヤ・ホイールを含めてかなり変更点(リヤのバネを変えてからまだ走っていないので・・・)がありますが、どんな風にフィーリングが変わったのかがとても楽しみです。

今週末にも作業が一段落して、ちょっと落ち着くと思います。しかしながら、次に走り出すのは来週以降のことになりそうです。『車検取得計画』も進めなきゃ・・・!! [2004.8.10]
2004年7月3日/今日のMY HE゙ATです。
先日のドライビングで“もう少しバネを柔らかくした方が良いかも?!”と感じて、新しいスプリング「エスペリア製/直巻き:5K」を購入しました。価格もすごくリーズナブルですから、交換を考えている方には良いですよ。

うちの「スポーツサスペンションset」のスプリングは“ID62 H180”というサイズを使用していまして、わかりやすく言いますと“内径62mm 全長180mm”なんですが、このID62というサイズがなかなか売っていませんので、付属のスプリング内径を実測してみたところ63mmあったので今回はID63で用意した次第です。
気にしていたID=内径サイズは、まったく問題ありませんでした。スプリングによってはIDに対して内径が多少大きいこともありますが、付属のスプリングとほとんど同じサイズでした。
ちなみに、いつもは「ケージーエム製/直巻きスプリング」のID62を好んで使用しているのですが、現在はほとんど在庫をしていないようなので、あきらめました。

次に全長サイズですが、こちらはラインナップに180mmというサイズがありませんでしたので、200mmで用意しました。こういう時に“車高調整式サスペンション”の便利さを感じますね。フロント用としては全長200mmは少し苦しい(装着できるのですが、ほとんど車高調整ができなくなります)のですが、リヤ用として使うのであれば250mmくらいまで使用できますから安心ですね。
 ●「エスペリア製直巻きスプリング」 http://www.espelir.co.jp/espelir26.HTML

本格的なセッティングはずっと先になりそうですが、まずは来週あたりのドライビングで少しだけチェックしてみます。自分の好みに近づいてくれていることを、期待するばかりです。
でもって、現時点のバネレートはF:4K・R:5Kというセッティングなんですが、このバネレート設定はハーフウェイさんところの「キャットウォーク」とほぼ同じ程度らしいです。車重が軽いうえにボディ剛性が高いのでこんなバネレートでも十分?!かなと思えるところです。
やっぱりスポーツカーには『猫のような“しなやかな足”』が理想的のかもしれませんね。ネーミングではなく、自分のクルマやドライビング、そして何よりも好みに合った本当の“猫足”を見つけてみてはいかがでしょうか。

しかしながら、猫は偉大ですねぇ。もう少しだけ、待遇を良くしてあげようかな!!? [2004.7.3]
2004年6月24日/今日のMY HE゙ATです。
今週もちゃんと晴れの日がやってきましたので、仕事をうまく片付けて?!少しだけドライビングしました。とは言っても、実はフロントガラスのあった部分に取り付けた“風除け部分”を仕上げに行くためにドライビングしただけなんですが・・・。

昨日・今日と暑い日が続いていますが、先日取り付けた「スポーツサーモスタット」+「サーモスイッチアダプタ」+「オイルフィルタクーラー」のおかげで予想以上に理想的な水温・油温で安定してくれています。渋滞でもない限りは電動ファンがまわることはありませんので、水温は88℃以下!!で上下しています。。

バネレートを元の“SS仕様”のF:4K/R:6Kに戻した足回りは、やっぱり乗り心地が良いですね。ついこの前の超シャープなハンドリングも魅力的だったのですが、ストリートをメインとするこのクルマにはこの程度が合っているように思いますし、荒れた路面?!でもアクセルを踏み続けていくにはこのくらいの柔らかさは最低限必要に感じます。
セッティングを少し変えてのチャレンジだったのですが、以前よりは少しよくなった程度ですね。車検が取れて、本格的にセッティングを出すときを楽しみにしておきましょう。

今回の開発中の新製品チェックは「クラッチペダルストッパー」で、この製品は最近リンクさせていただいたT.ocimaさんが考えた“ペダルストロークを減らすアイテム”です。
スポーツドライビングの際にも有効なパーツだと思いますが、それよりも一般的な街中走行時の方が“ありがたさ”を感じられます。このパーツを取り付けていることを忘れていたほどに自然な感覚で、ふと自分の脚の動きを見ると必要にして十分なストロークができているので、結果的にスムーズで気を使わない楽なクラッチ操作が可能になります。近日中には販売したいと思っていますので、どうぞご期待ください。

さて、やっと電気系統のトラブルから脱出することができて、いよいよ『車検取得計画』を進めていきます。
今回は板金屋さんの一画をお借りして、“風除け部分”を完成させます。完成と言ってもそんな大したことをするわけではなく、切り落としたAピラーの痕を鉄板でふさいで、風除け全体のパテ仕上げです。
既に風除け板は溶接してありましたので、さらにAピラーの痕に型どおりに切り抜いておいた鉄板を溶接して、ポリパテを何度も入れて仕上げます。このパテ仕上げが曲者で、暑さの中、気力と体力を使い切るような作業でした。納得のいくところまで仕上がった時点で切りをつけて、ウレタンサフェーサーを吹付け塗装して出来上がりです。
よ〜く見ると、デザインも仕上がりも結構いい加減なんですが、自分なりには納得しています。もともと外観の美しさには、あまりこだわっていませんからね。でも全塗装の際には仕上がり状態だけでも直すつもりですから、ちゃんと色が塗りあがって本当に仕上がれば、きっと“それなり”に見えてくれるのでは・・・?!と甘い期待を胸に抱いております。[2004.6.24]
2004年6月19日/今日のMY HE゙ATです。
つい先日に「スポーツサーモスタット」を取り付けて、この製品の効果を見るために少しテスト走行をしました。相変わらずの調子で、軽くて重心が低く、さらに剛性の高いボディのおかげで運動性は抜群!!で、吸排気系とECUのチューンによるパワーアップの効果もプラスされて気持ちの良いドライビングが味わえています。

陽が落ちて結構気温も下がってから走りましたが、7月上旬並みの気温の中で水温80〜85℃・油温80℃程度で安定してくれていましたので、「スポーツサーモスタット」+「サーモスイッチアダプタ」の併用はとても効果的であることがわかった次第です。
ちなみに思いのほか油温が上がらなかった理由のひとつが、移動式のオイルフィルタの位置を“風通りのよい場所に変更”し、さらに「オイルフィルタクーラー」を装着しているためと考えます。
ノーマルの位置では思ったよりも効果を発揮できない?!「オイルフィルタクーラー」も、こうして風通りの良い場所に移動すれば必要以上の効果を発揮してくれることでしょう。そういう意味では、次に発売する「クールアンダーインテーク」もその助け(オイルフィルタまわりの冷却)にもなるものと思っています。

足回りの方は、先月下旬に試しにバネを標準仕様のF:6K/R:8Kに組み替えてみたのですが、もろに“超カート感覚“となって最高に面白いのですが、ストリートをメインとすることを考えると、この軽い車体には固すぎる感じがあります。ちょっと荒れた路面では、ボディ剛性が高いことと相まって“ガタガタ”とすごい揺れに変わってしまい、とてもアクセルを踏み切れる状態ではありませんでした。
そこでバネレートを元の“SS仕様”のF:4K/R:6Kに戻して、次回の走行に備えます。ただしバネレートこそ戻してありますが、セッティングを少し変えてのチャレンジです。次の“晴れの日”が待ち遠しいですね。

とは言うものの、実は先々週末より電気系統のトラブルに陥り、それから満足に走れない状況になっていたんです。そのために、先日立て直したばかりの『車検取得計画』よりも“また”大きく遅れてしまいました。
電気系のトラブルはついつい修理を後回しにしてしまうのですが、つい先日にやっとその原因をつきとめることができまして、ただ今修理しているところなんです。しかしながら、ただ単にトラブルを解消するだけではもったいないので、運転席前にあるヒューズボックスまわりの配線をシェイプアップしながらやっていますので、かなり余分に時間がかかっています。この調子ならば、明日中には仕上がることでしょう。

これで本当に次の晴れの日が来たら、『車検取得計画』を進めることができます!![2004.6.19]
2004年5月15日/今日のMY HE゙ATです。
とうとうタイヤを「ADVAN ネオバ」に替えてしまいました。
このホームページを見ていただいているお客様にも“タイヤについての印象やアドバイス”をご連絡いただきまして、さらに価格を含めて考慮して検討した結果にこのような選択と相成りました。

サイズは、フロント「165/55-14」+リヤ「175/60-14」をチョイスしまして、タイヤ自体は通販購入して送料込み価格28,260円で、はめ替え工賃で4,200円でできました。もし、安くタイヤを買いたいという方がみえましたならば、このタイヤSHOPを紹介しますのでご連絡ください。
※ちなみに以前は前後同サイズの「165/60-14」でした。

タイヤを替えたことによる変化は思ったよりも大きく、ハイグリップタイヤであることよりも“サイズ変更”による影響が大きいもののように感じます。最初に気付いたのは、とにかくハンドルが軽くなっていることでした。(^ ^)
当然のことながらタイヤの慣らし中ですから強引なドライビングはしていませんが、妙にハンドルが軽くなったうえにスイ〜っと曲がる感覚で、以前のようにグイグイと曲がるようなものではなくなりました。前後異径によるメリット?!で、より安定方向に振られた感じがします。
しかしながら、強引に曲がろうとするならば、当然のことながら?!悲鳴もあげずにあっけなく旋回する性能には、驚きと喜びを感じてしまいます。

前後同径・異サイズ+ハイグリップのタイヤになったことで、多少“車高バランス”や“ダンパー調整”をしてみたのですが、本格的なセッティングはずっと先のことになりそうです。でも、多少調整しただけでも、ずいぶんとフィーリングが変わるので面白いですよね。
少しづつ走行距離を伸ばしつつ、それに合わせて“ドライビング感覚?!”も少しづつ磨いて行くことにします。
まずは、タイヤと仲良くなろう!!?・・・ですね。[2004.5.15]
2004年5月6日/今日のMY HE゙ATです。
うちの看板車である私のビートですが、いつの間にか『デモカー』として見ていただけるようになってしまいましたが、あえて“デモカーではない”ことを宣言させていただきます。

『スポーツカー専科』で”看板娘ならぬ看板クルマ”としてご紹介させていただいていますが、昔風の言葉で言うならば“小町”ではあっても、店のイメージリーダー的なクルマではありません。
あくまで、自分の夢や憧れを形にしているだけのクルマですから、皆さんと同じようにカスタマイズを楽しんでいるクルマに違いありません。
いつも店に飾ってあります(正確には店を駐車場にしている?!!)ので、多少は背伸びをしたり、見栄えを考慮してはいますが、やっぱり“自分流のクルマ”です。

とは言うものの、こいつのおかげで「マッスルフレーム」などの製品を生み出すことができましたし、これからも新製品の開発には協力してもらわなければなりません。そして、その新製品を取付けた状態を見ていただくサンプルとしても活躍してもらうことにはなりそうです。

HE゙AT DRIVER はこんなクルマしか作れないんだ・・・なんて思わないでください。
皆さんがそれぞれに望まれるスタイルの“クルマ作り”や“クルマ遊び”を応援していきたいと思っていますことを、あらためてお伝えいたします。[2004.5.6]
2004年5月1日/今日のMY HE゙ATです。
ほんの少しだけ進化している姿です。それがわかった方は“通”の方ですねぇ、誠にありがとうございます。

フロントに付けた風除けは、実はノーマルのボンネットを切って加工したものを溶接してあります。でも、まだ“Aピラーの切断跡”がそのままなので完成は遠いですね。
また、ロールケージ後部に追加バーを溶接し、それにトランクフードのヒンジ用のプレートを溶接しましたので、もう少しでトランクフードが固定できます。ついでに、余分な加工もしてありますので、近いうちにはさらに進化することと思います。

今日は大変暑い日でしたが、その暑さの中での街中走行では、水温が90℃近くまで上がってしまい、とうとう電動ファンの助けを借りてしまいました。たまにしか作動しないのですが、82〜90℃あたりをゆっくり(下がるときは早いのですが)と変動していました。「サーモスイッチアダプタ」のおかげでそれ以上の温度には上がりませんが、真夏にはもっと温度変化が大きくなると思うと「ビッグコアラジエター」も考えなきゃいけませんね。
ちなみに油温もいつもよりも高めで、85〜95℃くらいになっていましたが、もう少しだけ低い温度域で安定させたいものです。今度は「オイルフィルタクーラー」を付けて、その温度変化を見てみようと思います。

そして、相変わらずのグリップ不足を感じるタイヤ(BS/グリッドU)なんですが、今日はついついリヤを滑らせすぎてしまって、あやうく交差点の真ん中でスピンするところでした。横着なドライビングとその技量の低さが原因なんですが、やっぱりタイヤの交換を早めようかなと思うところです。予算があればグリップだけでなくコントロール性の高い「ネオバ」にしたいところですが、少しだけお買い得感のある「G3」も捨てがたい・・・と悩んでしまいます。

しかしながら、事故することもなく無事に笑ってドライビングできたのは、このクルマのできの良い?!ところかも知れません?!
そんな風に思っている私は、やっぱり“親バカ”なんでしょうねぇ?!![2004.5.1]
2004年4月23日/今日のMY HE゙ATです。
依然として出来上がりの見えない状態が、また続いています。
今日はそんな気分を少しでも明るくする?!ために、FRP黒ゲル仕上げ部分にラインを貼ってみました。
ちょっとラインが細いのですが、“1本筋の通ったクルマ”になりました。

気付く方も多いことと思いますが、『サーキットの狼』のロータスヨーロッパをまねてラインを貼った次第です。
このクルマが完成の際には“フレンチブルー”ようなカラーに仕上げようと決めていたのですが、お客様より某SHOPと似てしまいますね?!と言われてしまったことがきっかけとなって、変更することにしたんです!!
いろいろと考えたのですが、私は“赤色”が一番好きなのでいっそのこと赤いボディにしてしまおうとも悩みましたが、HE゛AT DRIVERのロゴ配色(白地に赤文字)を活かして“真っ白なボディに真っ赤なライン”の“サーキットの狼?!仕様”にすることに決めました。
しかしながら、やっぱり私は『スーパーカー世代』=『サーキットの狼世代』なんだなぁ〜!!と思いました。(^ ^)


今日のドライビングでは、メーターも作動し警告等も点くことなく無事にドライビングできました。走りこんでいないだけに、本当に満足のいくレベルなのかどうかは定かではありませんが、相変わらず楽しめる出来上がりです。
前回と同様に抜群?!のコントロール性を感じますが、さすがにフロントのスタビライザーが付いていないためなのか、初期の応答性が甘いようにも思えます。
軽くなったボディのせい?!とフロントウインドウが無くなったしまったせいで、暴力的かつパワフルに感じてしまいますが、スタートダッシュ時に簡単にホイールスピンを誘発できるのもある意味で面白いです。実は、うちの軽トラのスクラムと似てたりしますが・・・?!
ちなみに適当にブンブン走ったつもりなのですが、「サーモスイッチアダプタ」を装着しているにもかかわらずラジエターファンのまわる音は聞かなかった(水温は88℃以下であったということ)です。
もうひとつおまけに、新しく取付けたタイプRのシフトノブ「スポーツシフトノブ」も大変使い勝手が良かったです。さすが純正品?!ですねぇ。[2004.4.23]

※段差のある工場等に出入りするために、ノーマル加工バンパーを取付けています。近いうちにはフロントバンパーを例のものに戻しますが、リヤバンパーも新製品に変わるかもしれませんよ〜??!
2004年3月20日/今日のMY HE゙ATです。
今週も少しだけですが道路を走ることができました。
先週からほとんど進化はなく、ボディを仕上げるつもりで“仮ナンバー”を借りたものの、オイル交換とサーモスタット取付け程度しかできませんでした。
相変わらずスピードメーターは動かず、おまけにエンジン警告灯は点いちゃうし・・・。

それでも、先週に仕上げたロールケージを完全に固定しなおしたことで、しっかり感はさらに増して、よりコントローラブルな印象を受けます。しかしながら、ステアリングをきればきっただけ簡単に向きを変えてくれ、アクセルを踏めば踏んだだけ前に・・・ではなくリヤが外側に振り出していく現状では、楽しいんですが“これでいいのかな?”と考えさせられるト同時に、やっぱりタイヤを変えるべきかなとも思っています。

現状では前後ともスタビライザーはついていませんが、特に不満のない状態ですから“コレでもよし”と感じています。いずれ十分に走りこむ中で、必要性を感じたらその取り付けも考慮に入れたいですね。
ただしスタビライザーの反応を上げるために、ひと工夫が必要になるとは思いますが・・・。

走ったのは暖かい日でしたが、水温は80〜90℃で安定し油温もその程度で安定していましたから、まずまず良好です。サーモスタットは当初は「ローテンプサーモスタット」を使用しようと思っていたのですが、製品の耐久性や水温管理の本質的な意味を考えてノーマルにした次第です。ちなみに水温ならば80〜90℃で、油温ならばそれよりも10℃程度高いくらいで安定するのが理想的だと思います。
(サーモスタットを取り付ける前は、今回よりも水温で10℃以上下回っていました。)

先週もお伝えしたとおり今年のMTBには参加するつもりですが、もしかしたら自走できないかもしれない?!ことも考慮して、キャリアカーがいくらぐらいかかるのかを調べておかなきゃと思う今日この頃です。
来週こそは“風除け作り”か“ドアの固定”か“トランクフードの固定”を終えたいものです。あっ、スピードメーターも動くようにしなくちゃ・・・です。[2004.3.20]
2004年3月11日/今日のMY HE゙ATです。
たった2日間の仮ナンバー期限も終わってしまい、また店の中に戻ってきたのですが、すばらしく楽しいドライビングタイムでした。
次の走行予定は来週です。
昨日はうちの製品を作っていただいている工場へ伺いまして、ロールバーを車載状態のままで完全に溶接してきました。これで、ボディの補強がほぼ終わったことになります。
本当は自分で仮付けをして、後日取り外した状態で溶接するつもりだったのですが、先方の心意気で完成してしまいました。

その後のドライビングでは、さらに剛性の上がったボディ(といっても感覚的にはほとんど変化はありませんが、衝撃が加わったときに少しだけ変化を感じるかな?!といった程度)でのコーナーリングは最高に楽しく!!面白く!!!、ついつい頬がゆがんだままになってしまっていました。
こんな状態では“ただの変態オヤジ”に見られたことでしょうね。

自分で言うのもなんですが、剛性アップはとても面白いです。
サスペンションがちゃんと仕事をしてくれるのがよくわかります。
昨日硬いと感じたリヤサスもダンパーを少し緩めただけで気にならなくなってしまいましたし、硬さも運動性能には必要ではありますから気にならないレベルです。
ちなみに、前後ともスタビライザーは付いていませんが、コレでも十分に満足できます。

また「エンジントルクロッド」と「エンジンリヤマウント」のおかげでエンジンの不必要な揺れがありませんから、パワーが少ないとはいえダイレクトに反応する感覚は楽しさを倍増させてくれています。インパクトは「マッスルフレーム」以上?!!で、スポーツドライビングを楽しみたい方には“おすすめの逸品”ですね。
しかしながら、低速域でのパーシャル状態(渋滞時のような)においては、さすがにギクシャクしてしまいますが、これは仕方ありませんよね。

ほんの少しの久しぶりのドライビングでしたが、大満足の“ひととき”でした。
やっと待ち焦がれたクルマに会えたような気もしていますが、まだまだ直さなければならない部分も見つかりましたから、これからもまだ苦労が続きそうです。とりあえずは、スピードメーターが動かないので修理しなくてはなりませんが、やっぱり配線を直したのが原因でしょうね?!・・・ガックリです。
しかしながら、運動性能の良いクルマがこんなにも楽しいなんて、わかっていたものの驚きでした。[2004.3.11]
2004年3月9日/今日のMY HE゙ATです。
私のビートが一年半ぶりに道路を走ることができました。
まだまだ完成したわけではなく、“仮ナンバー”での整備のための回送なんですけどね・・・。

走ったときの印象はとにかく“軽い”ということで、ついついアクセルを踏み込んでしまって、すごく面白いです。それに結構“暴力的”なイメージで、アクセルを踏み込むと間髪をいれずにパワーがタイヤに伝わって一気に前に押し出される感じで、アンダーパワーをそれほど感じさせません。
気になっていたハンドリングも良好でキビキビ感は抜群ですし、まだ仕上がっていないのですがボディの弱さなどは微塵も感じさせませんよ。

ドライビングしているときの感覚はまるでスーパーセブンに乗っているかのようで軽くて暴力的な感じなのですが、ステアリングを切り出すと足を固めたMR2(AW)のように軽くノーズが動いて、かなり好印象です。自分が望んだように、まるでオートバイに乗っているようでした。
サスペンションも一役かっていてくれるようで、「スポーツサスペンションset」のSS仕様が取付けられていますが、私のビートにはもう少し柔らかいバネでもいけそうです。普通のビートには、やっぱりSS仕様がおすすめかも?!!

とはいうものの、ほんの少しだけ体感しただけの微々たる結果報告なんですが、特にフロントまわりの剛性感は違和感なくミッドシップしていまして、リヤの意図的な振り出しにも簡単に対応してくれて、思った以上の出来上がりかな?!と感じています。でも、かなり寒かったこともあって、必要以上に疲れたことは考えものですね?!!

できれば今年のMTBに『ビート乗り』の1人として参加したいと思っていますから、そのときに多くの『ビート乗り』の方たちに会えることを楽しみにしています!!
それまでにはちゃんと走れるようにしたい?!・・・、できたらいいな?[2004.3.9]
HE゛AT SPRINTは、“スーパースポーツ仕様”のビートなんです!!